【日経コラム】人生100年時代を見据えた5つのギア
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日経コラムは、9月末で終了となります。2年近くにわたりご講読頂き感謝です。今回は、人生100年時代における5つのギアチェンジについて、書いています。最終回は、「面白く生きる3原則」です。ご期待ください。
面白い。
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1速では大きなエネルギーをかけてエンジンをふかし、頭脳や体格などの基盤づくりに心血を注いだ。2速では立ち上がった頭脳や体格などを基にして、社会について学んだ。3速にギアチェンジしてからはさらにスピードアップして、社会の中で基盤をつくり続けてきた。
次の4速では、自分自身ではエネルギーをあまり使わずに、もっと高速で走れるのではないかと考えている。キーワードがいくつかある。1つは「委ねる」だ。いままでつくってきた組織、ビジネスの仕組みなどを基に、できるだけ周りの人に任せていく。省エネルギーながら、レバレッジ(てこ)の効果が働いて、多くのものが実現できるはずだ。どのように生きていくかを考えるときに、今自分は人生のどのような時期にいるかを認識するのは重要だと感じます。そしてギアを上げる転機はやってくるものではなく、自分で作り出すものだと思っています。