石油化学大手、ドローンで工場の設備点検
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化学プラント，製鉄所などの大規模工場では，設備の点検にこれまで人の手による確認を行っていたが，場所によっては足場を組む必要があるなど，多くの手間がかかっていた．そこでドローンを使えば，普段見ることのできない設備の裏側などを手軽に見ることができる．人口密集地（DID）にあるかどうかで，許可が必要かどうか変わってくるが，比較的早く導入が進もうとしている．あとは，外観目視だけではなく，接触して配管の厚さを調べる触診調査もドローンで行えるように，センサ技術の改良も必要です．
考え方には賛成ですが、墜落事故の可能性をぬぐい切れない。
高所から物落とす事故はこういう現場では後を絶たない。
工具類などは体と繋ぐ事で落下をある程度防ぐ事が出来るが、飛行体は自由落下。落ちた先には無数の配管があり、配管を傷付ける恐れや、跳ねて人に当たる可能性もある。
定修中とはいえ、全ての装置が休止しているわけではない。
それが原因で火災に発展する可能性だってある。
人の手による点検で起こる落下事故は確かにゼロにしたい。
だけれども、電波という目に見えないものであり、完全制御出来ないもので点検を行うのは、私は逆に危ないと思う。突発的な妨害電波や突風、さらにはオペレーターの操作ミスなど、危険要素は多い。
点検のために様々なセンサーを持てばそのぶん重量が嵩むし、バランスを保つのも難しくなるだろう。
人に変わって機械でできることは増えてきているが、この手の作業を機械にやらせるのは、まだ早い気がする。
点検の発注者としてコストを削減したいのは解るけど…
