生き物に見られる「群知能」を宅配に応用、いすゞが提案する未来の配送
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群知能を宅配に応用、興味ある。詳細は不明ですが、群知能とはざっくり言って分散的なシステムのことを指します。例えば魚の大群の行動。群全体があたかも知能を持っている一つの生き物のように振舞いますが、軍隊みたいに誰かリーダーがいて中央集権的に音頭をとっているわけじゃなくて、一匹一匹の魚は例えば「一番近くに見える魚に追従する」みたいな至極単純なルールに従っているだけなのです。群のそれぞれの個体が分散的にルールを実行しているだけなのに、群全体では知能的な行動が現れる。それが群知能です。
さて、この宅配への応用、どんな群知能なんでしょう？論文読まなきゃわかりませんが、面白そうです。デザインがユニーク！
『昆虫などの生物に見られる群知能に着目して集配方法に応用する』とあり、具体的にどういう集配方法メカニズムを考えているのか気になってググったのだが、公式プレスリリース（下記）も同じ文言…
宅配効率が社会課題としてあり、バイオミメティクス（生物模倣）もトレンドとしてあるなかで、もうすこしそこの具体論を知りたかった。
http://www.isuzu.co.jp/press/2017/9_22tms.htmlメモ
群知能 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群知能
は昔からの人工知能手法エージェントアプローチの最先端です。
１つ１つのエージェント（個体）は割と単純ですが、総体的には知的な振る舞いをします。これを創発といいます。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/創発
最近はクローラーやデータマイニングに使われてます。
化学や経済では「自己組織化」という似た現象としてタンパク質生成や都市化が分析されています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/自己組織化
ナノテクノロジーやIoTの知的な設計に役立つと思われている人工知能のもう１つのアプローチ。
