キャリアの分岐点。“Change”と“Run”、どちらで生きるか
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注目のコメント
コンサルティング会社への就職はキャリア形成の一部であり、3~5年いればいいと考えられている方が多いと思います。
でも、私はアクセンチュアに20年以上働いてみて、次から次に厳しいけど楽しい仕事が増え充実感を感じています。
つまりコンサルティング会社だけど、骨をうずめる価値がある会社だと実感してるんです。
アクセンチュアは“クライアントの変革実現”を価値の中心に置いていますので、逃げ場のない厳しさがあります。“変革実現“は重い言葉です。
その分、クライアント企業に成果が出た時は本当に喜べるんです。20年以上も1社に所属し、さらに1つの業種にこだわっているコンサルタントも珍しいのではないでしょうか。飽きもあるでしょうし、引き抜きの話もあるはず。それでも中野さんはキャリアを変えてこなかったし、アクセンチュアでの金融機関向けコンサルタント業を今最も楽しんでいる。
中野さんが示したキャリア論「Change or Run」。「攻めるか守るか」とも言い換えることができるのかな、と。中野さんが言う4つの変化の渦中にいる金融機関に、20年以上のキャリアをぶつけることができる環境は「Change好き」の中野さんにはたまらないのでしょう。常に動いていないと気が済まない“マグロ人間”には最高の舞台のように感じました。金融業界のコンサルタント一筋20年以上のキャリアのある方のお話は面白いですね。『私は他社に移ろうと思ったことはこれまで一度もなかったし、もし新しい人生を歩んだとしても、アクセンチュアでコンサルタントになります。』という言葉にプロフェッショナルとしてのプライドを感じます。
コンサルティングファームというと、若いうちに修行としてとか、将来起業したいから、という理由で新卒入社や転職をされる方も多い印象です。一社で長く働くことが必ずしも良いとは思いませんし、経験を積む中でキャリアプランが変わることもあると思います。
それでも企業経営を支援するコンサルタントには、こうした強いプロ意識を持ってほしいなと思いましたし、お客様としてもこういう意識を持った方に支援される方が心強いだろうなと思います。