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ドトール、非正規にも退職金 人手不足に対応

日本経済新聞
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    人数の多い働き盛りの賃金を労働効率に比して抑制し、人数の少ない高齢者に労働効率以上の賃金を払うことで総賃金の抑制と、自分も将来はああいう処遇を受けられるという期待で動機付けをしたのが、若手が多かった高度成長期の日本の賃金システムです。その究極が退職金で、勤務期間中の賃金を後払いすることで総人件費の抑制と退職の防止が出来ました。
    近時は若手より高齢者が多くなり、こういった制度の維持が難しくなったので、確定給付の退職金制度を縮小して勤務期間中の賃金に上乗せするといった動きが主流です。高齢になるまで働き続けることは少ないだろう非正規従業員とはいえ、確定給付型の企業年金を再び退職防止に使うということに新しさを感じます。


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    株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    非正規の待遇改善が目立ち始めていますが、これを正規の待遇改善の兆候と見なす伝統的なアプローチは疑わしいものになり始めていることも、また、重要ではないかと思います。2000年を境にフラット化した正規のフィリップス曲線ですが、今の賃金上昇率はそもそもそのカーブに則った動きとも言われます。
     元より正規・非正規の待遇格差があったところ、「非正規上昇・正規横這い」という構図で相対価格が調整しているのであり、正規の改善をどこまで期待すべきかは慎重な認識が必要に思います。


  • GLAYLIFE.com ギタリスト

    一般的に退職金は長期間働かなければ従業員は損をする。

    退職金を「どこからお金でてるのか分からないけど太っ腹な制度」と思ってる人が少なからずいます。企業は毎年、退職金引当金を計上して将来支払う退職金のための財源を作っています。つまり本来は今貰えるはずのお金を、後払いにしているのが退職金なのです。

    で、この退職金ですが在籍年数に応じてもらえる額が変化します。 たとえば単純計算で毎月5万円退職金として引き当て、30年間働くと5万円×12ヶ月×30年=1800万円になります。10年で退職すれば600万円です。

    ただ、これをこのまま退職時に払うと退職金制度の企業側のうまみが減ります。実際は10年で退職したら、600万円じゃなくてたとえば100万円に目減りするのが普通です。 そして30年(長く)働いた人の金額を2500万円に引き上げる。そうすると企業は長く働いた人に報いることになるので、従業員も退職へのモチベーションが下がります。実際「あと3年頑張れば退職金増えるから」みたいな感じで退職の防止に繋がっています。

    前置きが長くなったのですが、要は退職金のうまみが出るのは長期働く人というのが一般的です。逆に短期働く前提ならば「退職金じゃなくて、今払ってくれ!」にした方が従業員は手取りが多くなります。上記の乱暴な例では
    5万円×12ヶ月×10年=600万円
    これが、在籍期間の短さゆえに100万円になると、勿体無いのがわかりますか?本来毎月5万円もらえていたものが1万円以下に減ります。

    ということで、具体的に何年以上働くとペイするのかに興味あります。あと、非正規で働く人がこの辺の退職金の制度の仕組みを知った上で合理的な判断ができるのか。

    追記・修正
    確定給付型年金ですね。違いしてました。企業の持ち出しは毎月100円とのこと。あとは個人でやりたい人は自分で積み立てなさいという仕組み。最近はやりのスタイルに思えます。たしかにこの制度なら、双方デメリットが少ないですし、従業員は税や社会保険の優遇を受けた上で将来に備えられる。良い制度と思います。


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