「英語ができる人」より「システムがわかる人」の価値が高い理由
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二項対立で悩む人には元リクルート藤原和博さんの「1万人に1人になる方法」を学びましょう。
1万人に1人の仕事というのは、例えて言えばオリンピックでメダルを取るようなもの。英語で、ITで、どちらも1万人に1人の能力があれば、どんな職業でも選び放題。でもそんなのは非現実的です。
英語で1万人の中の100位、ITで1万人の中の100位、これを両方取るのは努力でできるはず。こうすれば、掛け算になるので、1万人に1人の人材になることができるでしょう。さらに、MBAまで取れば、キャリアパスはもう無敵。
さて、ここで問題になるのは、あくまでもこれは机上の論理ということです。ここから先は、不屈の闘志、目から血が出るほどの迫力、地獄をくぐった経験、こういった書類には書きにくい能力が最終的には問われるんですが。。。正論だと思う。ただSIという契約の元でどうこれらを実現するかが難しい。英語のタイトルは釣り『「お客様 vs 受注者」「システムの素人 vs システムのプロ」「この通りに作ってくださいね」vs「そうですか。わかりました」そうした対立関係を乗り越えて、発注者が「お客様」から「プロジェクトメンバー」にならなければ、本当に役に立つシステムを完成させるのは困難です』
スキルの「質」が違うでしょ。
英語は言わば「基盤スキル」で、どんな仕事にも役立つもの。ただし、使いこなせるようになるためには大変な努力が必要で、ちょっと齧ればなんとかなるという類のものではない。
システムスキルはある特定の仕事をする時には莫大な力を発揮するけど、それほど関係のない仕事をしている人は専門的な知識まで行かずとも基礎的な用語や考え方程度を知っていればなんとかなることも多い。