進むデータ社会 個人情報とどう向き合うか

2017/9/20
NewsPicksは、J-WAVE「STEP ONE」(毎週月~木 9:00~13:00)と連携した企画「PICK ONE」(毎週月~木 11:10~11:20)をスタートしました。
20日は、グラフ代表の原田博植さんが出演。原田さんは、シンクタンク、外資ITベンチャー、リクルートでアナリストとしてデータを分析を担当し、現在はデータベース戦略を武器に、様々な事業課題の解決に貢献しています。今日は、「米信用情報会社にハッキング、最大で1.4億人の個人情報が流出」(ZDNet Japan)を題材に、データ社会の現状について解説いただきました。
POINT 1:
アメリカの信用情報会社Equifax(エキファックス)が、ハッキングにより顧客1億数千万人の名前や社会保障番号、生年月日、住所が盗まれたおそれがあると発表。「約20万9000人分のクレジットカード番号のほか、18万2000人分の個人情報が記載された文書も盗まれた」ことも明らかにした。
ただ、情報漏洩そのものについて、日本国内で同様の問題が起きた時に考えられるほどの社会的インパクトは、アメリカ国内では見られなかった。これは、個人情報に関する考え方が異なるからであろう。
POINT 2:
アメリカでは、個人情報はある程度流通するものであるという考え方である一方、日本では、企業が個人情報保護などの法律の規制がかかる前段階で、自分たちのレピュテーションリスク(風評リスク)を避けるため、守りに入る傾向にある。
経済産業省は、経済の発展のためにはある程度データの流通も活性化させたいと考えており、企業の萎縮に問題意識を持っている。
「日本は、世界でまれな戸籍情報が整備されているが、日本政府の戸籍情報よりも、アメリカのフェイスブックやアップル、アマゾン、グーグルのようなところに流れている個人情報はすでにそれを超えている。更新性も高く、日本政府よりアメリカのプラットフォーマーの方が、個人情報を細かく持っている」(原田さん)
POINT 3:
「原田さんの提案として私たちは個人情報について、どうすべきでしょう」(サッシャさん)

「(サービスやアプリを利用する際に)自分の個人情報を出して、信用に足るサービスかアプリか企業なのか、一つ一つのアクションが自分の個人情報を出しているという認識を最低限持って判断することが大切だと思う。その考えを挟むだけで少し違うかなと思います」(原田さん)
「ギブアンドテイクがあって、ギブとテイクが同等か、テイクが大きいと思えばやってもいいということですね」(サッシャさん)
今回のニュースをはじめとした原田さんのコメントは、ぜひ以下からチェックしてみてください。
21日は、認定NPO法人育て上げネット理事長の工藤啓さんが出演予定です。こちらもお楽しみください。

【番組概要】放送局: J-WAVE 81.3FM
番組タイトル: PICK ONE
ナビゲーター: サッシャ、寺岡歩美(sugar me)
放送日時: 毎週月~木曜日11:00~11:20(ワイドプログラム『STEP ONE』内)
番組WEBサイトはこちらをご覧ください