(Bloomberg) -- アベノミクスの寿命がさらに伸びるかもしれない。そうなれば、日本株におあつらえ向きだろう。

安倍晋三首相は総選挙の具体的な時期について、訪米から帰国後に決める意向だ。松浦寿雄氏ら野村証券のストラテジストがまとめた18日付リポートによると、衆院解散前後の株価は平均的に上昇しやすい。

今回の選挙は、前例のない景気刺激策を実施している安倍政権に対して、新たな支持をもたらす可能性がある。現政権が勝利する公算が大きいことを踏まえると、安倍首相の影響力は来年4月に任期満了となる日本銀行の黒田東彦総裁を再任するか検討する際にも強まり得る。

原題:Japan Snap Elections Offer a Boost for Equities, History Shows(抜粋)

--取材協力: Kurt Schussler

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