首相、早期解散へ準備指示 民進も対応加速
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10月10日の公示観測日は朝鮮労働党創建記念日でもあり、昨年も10月15日と20日にミサイル発射してます。このため、今回も選挙中に北朝鮮情勢が緊張した場合、こういう時こそ強いリーダーを求めるということで安倍さんにプラスに働くか、こんな有事に選挙とはけしからんとマイナスに働くかに注目しています。
現行の憲法解釈に従えば、7条を根拠に総理は自分が好きな時に衆議院を解散できることになっている。だから、今回の件は、安倍総理が違法をしたわけでも、憲法解釈を捻じ曲げたわけでもない。安保法制とは違います。
個人的に言えば、7条に基づく恣意的な解散はダメだと思いますから、以前から「憲法改正のポイントの一つは7条」といってきたんですが、大勢にはなっていなかったです。というか、今回、安倍総理を批判している人の中には「絶対護憲」を掲げて聞く耳を持たない人も多かった。だから言わんこっちゃない。
もちろん、今回、安倍総理が解散を断行するなら、政治的信義から言えば、論外です。臨時国会冒頭の解散は、中曽根さんもやってるし、今の憲法のもとでは問題根いでしょう。ただ、国会開催請求を無視し続けてきたこと(これは解釈改憲と言われてもおかしくない)、改造内閣の面々が、施政方針演説を一度もしないままの解散など、あきれはてるしかないです。
それでも決着は選挙でつけるしかない。なんで、今回の処置に怒っている人は野党に入れることですね。野党がだらしない云々というのはわかりますが、大丈夫です、今回は政権選択選挙ではない。多少負けったって、自民党が政権から降りることはない。7割がた、安倍さんが総理を続けるでしょう。あとの3割は、岸田さんか、石破さんか、野田さんか、という話に過ぎない。
昔はみんなもっと「お灸をすえる」対応を与党にしたものです。
僕は、民主党政権の最大の罪は
「安倍総理がダメだと言ったからといって、民進党よりましだ」
という言説がまかり通るようになってしまったことだと思っています。
誰も安倍を引きずりおろして民進党政権を作ろうなんていってない。自民党内に安倍よりまともな人がいるでしょう、といってるだけです。