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巨大な権力者が独裁に近い国家運営をすることにより、意思決定は早くなるでしょうが、オーナー経営者の意思決定が早いのとは全然違います。オーナー経営者は自らの株が紙くずになるリスクを負っているのに対し、独裁者はそのリスクを負わない。また、体制維持のためには、何でもしてしまう。

ただ、それらに共通なのは、トップが倒れたら大変なことになるというリスクであり、それについては、習主席の体制崩壊が与える影響は世界レベルになってしまう。引き続き注視ですね。
連載の最後は中国政治です。この記事執筆しました。思えば習近平が登場したときは、ほとんどすべてのウオッチャーが、程度の差こそあれ、弱いリーダーの登場であると位置付けました。確かに彼は、共青団や上海閥のような後ろ盾もなく、元勲の息子であり、敵のいない人物だということで選ばれた、という評価でした。この5年間は、彼の評価は、「弱い」から「強い」へ逆転する時間だったと言ってもいいでしょう。政治家としての彼の見識や実力はさておき、その権力の集中ぶりは胡錦濤、江沢民をしのぐものとなりました。習近平のやり方に対する好き嫌いは別にして、彼の権力の安定は中国政治の当面の安定に寄与することは間違いないと思います。ただ反腐敗や軍制改革で、多くの敵を作りすぎたというのは、衆目の一致するところで、そうした反動はは今後のリスクとなるかもしれません。

あわせて今日、読書案内も公開しています。よければこちらもお読みください。https://newspicks.com/news/2505655

これでこれで本特集は終了します。お付き合いくださり、ありがとうございました。バックナンバーはこちらからとなります

https://newspicks.com/user/9489
連載の最後は野嶋記者による党大会を控えた中国政治についての分析です。日本メディアの報道の仕方の比較が面白いと感じました。

中国情報については、中国国内でとるのは言うまでもなく重要ですが、各国情報機関は日本で流通している(+日本メディアが流通させる)、公開・非公開の情報にも注目しています。

情報の当たり外れよりも、情報の流通の仕方、出てきたタイミング、どういう人が流しているか、信じているのか、そんなところに、重要なヒントがあることがあります。

一週間の連載、最後までお読み頂きありがとうございました。記事は上海、スリランカ、日本と移動しながら取材・執筆をしました。元々、ASEANを専門としている視点から、ちょっと違った視点を出せればと思いながら書きました。

この記事と同時公開で、野嶋記者による読書案内の記事も出ています。

本連載、週末の一気読みはこちらから。

https://newspicks.com/user/9489
「習近平の次は習近平」という言葉が印象的。2020年代の中国は、政治も経済も波乱含みとなりそうです。
この連載について
中国は崩壊するー。そんな言葉が日本で繰り返し語られてきたことか。現実には中国の存在感は世界的に高まり、中国経済は成長を続けている。中国の政治体制は特殊で経済も脆弱性はある。だが、我々は「崩壊論」に囚われ、中国の真実を直視できていないのではないか。本特集では、「中国崩壊論」の系譜とその問題点を浮き彫りにしながら、中国の「一帯一路」の最前線・スリランカの現地ルポや中国企業のアジアでの活発な企業買収も取り上げる。