なぜIT企業の若手はみな同じ格好なのか - Tシャツ、短パンは仕事がデキる?
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The Clashのジョー・ストラマーは"Punk is not style, but attitude"と言ったなんて話がありますが、人の姿勢というものは様式に表れるものですし、逆に様式は人の姿勢をある程度方向付けるものだとも感じます。Tシャツ・短パンの時とスーツ・ネクタイの時とで、何気ない所作やモノの考え方が違うように感じるのは私だけでしょうか。どんなスタイルであれ、ひとつの様式美に基づいて生活していると、なんとなく思考もそうした型にハマりこんでいく気がします。
相手の懐に飛び込むのに先方のプロトコルに合わせればいいというのは簡単なアクションで、「心情シリコンバレー型」の会社もネクタイを巻くだけで案件が取りやすくなるのであれば安い話。2本でも3本でも巻いていきゃいいと思います。コスプレ感もあってたまにやると楽しい。
昔、NHKの教育番組でローリー寺西が子どもに「なんでおじさんは髪の毛が長いの?」と聞かれ、「なんで君のお父さんは髪の毛が短いの?」と聞き返していたのを覚えていますが、どんな姿カッコであれ、常に自分を相対化する目と状況に合わせる柔軟さは持っておきたいものです。前回に引き続き、朝倉 さんとの対談です。ウォール街的なもののカウンターとして誕生したシリコンバレー。『自由』を標榜したはずなのに、その『自由なスタイル』がなぜか制服化してしまう。
いずれにせよ我々は『装うことの意味』からは逃れられないのかもしれません。
むしろそれならばそのコードを理解し功利的に使用してみるのもまた一興です。
またここで出てくる、ある人物との出会いとは、リンクアンドモチベーションの麻野 耕司さんです(笑)。
勝手にネタにしてすいません(事後報告)。