コンビニも「技能実習」対象に 外国人アルバイト、既に4万人超
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大事なニュースなので見逃さないように。技能実習は途上国への技術移転を建前としているが実質的には単純労働力受入制度となっている。その受入範囲が政府の有識者会議でしれっと拡張可能ということ。建前と実質が大きく乖離したままどんどん物事が進んでいく。これはおかしいなと気づけるかどうか。僕らは移民政策について政府に任せきりにせず、量的にもっともっと議論を蓄積していかなければいけない。
コンビニの技能を長年積み重ねても、技術がそのぶん身につくわけでもなく、他に流用可能な要素は多くはない。
ましてガラパゴス化した日本の接客技術が海外では役に立つのか?
低賃金で働く外国人は、技能実習の名を借りた現代の奴隷にしか見えない…そもそも外国人技能実習制度とは何か?
受け入れを補助している公益財団法人国際研修協力機構(JITCO)によると下記のような趣旨。
『この制度は、技能実習生へ技能等の移転を図り、その国の経済発展を担う人材育成を目的としたもので、我が国の国際協力・国際貢献の重要な一翼を担っています。
「外国人技能実習制度」の利用によって、以下に役立ててもらうことにしています。
(1) 技能実習生は、修得技能と帰国後の能力発揮により、自身の職業生活の向上や産業・企業の発展に貢献
(2) 技能実習生は、母国において、修得した能力やノウハウを発揮し、品質管理、労働慣行、コスト意識等、事業活動の改善や生産向上に貢献
(3) 我が国の実習実施機関等にとっては、外国企業との関係強化、経営の国際化や社内の活性化に貢献』
http://www.jitco.or.jp/system/seido_enkakuhaikei.html
ちなみに人数は2015年で19.3万人(下記30ページ)。
http://bit.ly/2xhUMHQ
コンビニは、先進的なビジネスモデルとは思う。また、それを理解するための一定の現場体験も重要だと思う。
一方で、本当に上記の趣旨にあっているのかは、個人的には疑問を感じる。人材不足への対処が必要であれば、ちゃんとそれに即した新しい制度を作るなり整備をするほうが良い。