この連載について
中国は崩壊するー。そんな言葉が日本で繰り返し語られてきたことか。現実には中国の存在感は世界的に高まり、中国経済は成長を続けている。中国の政治体制は特殊で経済も脆弱性はある。だが、我々は「崩壊論」に囚われ、中国の真実を直視できていないのではないか。本特集では、「中国崩壊論」の系譜とその問題点を浮き彫りにしながら、中国の「一帯一路」の最前線・スリランカの現地ルポや中国企業のアジアでの活発な企業買収も取り上げる。
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「崩壊論」は無理な開発を行っているという点は指摘されても、援助を受ける側の考えにはほとんど触れていませんでした。受ける側にも理由がありますし、中国の開発が全てダメだという訳ではありません。
スリランカは過去にゲリラとの戦いを長年続け、国民も国土も疲弊しました。泥沼化するなか、中国の強力なバックアップで一挙に収束に持っていき、その後は大型プロジェクトへの貸付という経済での浸透を進めていきました。
日本で「この国は親日、あの国は中国寄り」という二元論的を聞きますが、スリランカ人有識者の話を聞き、「親日」スリランカがなぜ中国の多大な支援を受け入れたのかを理解できました。「二元論」の空疎さを再認識しました。
大国化した中国が隙間を縫うように繊細かつ大胆に巧みな外交を展開している現実の一つです。
連載「『中国崩壊論』の崩壊」バックナンバーはこちらから。
https://newspicks.com/user/9489
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https://newspicks.com/news/2496066
初代大統領のジャヤワルダナ氏が、1951年のサンフランシスコ講和条約の場で行った名演説があります。これは、日本の独立(分割統治も議論されていた)に大きく寄与しました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishantha/20140428-00034864/
今の政権は連立政権ですが、首相のウィクラマシンハ氏は、ジャヤワルダナ初代大統領の甥になります。前のラージャパクサ政権と比べて、オープンでバランスのとれた経済・外交になりつつあります。
中東・アフリカ市場を狙う拠点として注目されており、日本企業では、例えば佐川急便が企業買収を通じて進出しています。
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#中国 #一帯一路
香港の前は、東南アジアを周っていましたが、どちらかと言うと、反中色強いミャンマーなどでも、明らかに以前よりも中国のプレゼンスが強まっていました。
一帯一路が、中国の思惑通りに行くかどうかは、時間が経たないと分かりませんが、強力な党執行部による強烈なリーダーシップと大きなビジョンは、過去30年迷走を続ける愛する我が祖国の政権と比べて、羨ましいばかりです…
スリランカと言えば、僕ら世代(20代)では、ポディマハッタヤさんや、ダンランドレスさんでしょうね。
(「いっぽんの鉛筆の向こうに」という国語の教科書に出てきた、誰しもが登場人物の名前を覚えた有名な作品)
【参考】
https://matome.naver.jp/odai/2136647925559632001
2010年だったので、丁度、内戦が終わったタイミング。
内戦終了後に急速な経済発展が続いている状況。
詳しくは三菱UFJのレポートにあります。
http://www.murc.jp/thinktank/economy/analysis/research/report_160906.pdf
記事と全く関係ないですが、スリランカカレーとインドカレーは別物です。スリランカはココナッツベースなのが特徴で、ロティと呼ばれる薄いナンのようなものも美味です!
今は+電力、情報通信のインフラ、これらが金脈。
情報通信はHuaweiが色々と動いてるよね。
中国は一带一路で先にやろうとしてるのはまさにこれで、その後にゆっくりと蜜を吸えばいい。