[チューリヒ 14日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は14日、このところのスイスフラン安でも拡張的金融政策を変更する考えはないと述べた。

ジョルダン氏はテレビ局SRFに対し、「現時点で金融政策を変更する理由は全くない」とコメントした。

さらに、フランは依然として過大評価されており、「このところの動向がどれだけ持続できるか見る必要がある」と指摘。欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の決定が、スイス中銀による今後の検討に非常に重要だと語った。