(Bloomberg) -- 米ベライゾン・コミュニケーションズのローウェル・マッカダム最高経営責任者(CEO)は13日、インターネットを通じた動画配信サービスをどのようにして提供するかを向こう半年以内に決定すると表明した。

マッカダムCEOはブルームバーグ主催の会議で、ネット動画配信サービスは「混み合った分野」になりつつあるものの、ベライゾンは傘下のAOLの広告能力や米ヤフー買収を生かすために、参入する必要があると発言。他社と提携してサービスを提供することもあり得るとしたものの、たとえそうであっても「大規模なM&A(企業の合併・買収)の計画はない」と述べた。

ベライゾンは米国内の一部で光ファイバー回線を通じて従来型の有料テレビサービスを提供しており、470万人の契約者を抱えているが、米ネットフリックスなどの動画ストリーミングサービス業者との競争激化で事業の伸びは足踏みしている。

原題:Verizon CEO Sees Decision on Online TV Service in 6 Months (1)(抜粋)

: 東京 野崎ひとみ hnozaki1@bloomberg.net.

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