中央競馬の売上はピーク時の3分の2に。今後の施策は?
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競馬はやり方次第ではもっと人気が出るのに勿体無い >2016年実績は2兆6,708億円(前年比+3%増)と小幅増加に転じています。ピーク比はまだ67%、つまり、ピーク時の3分の2に
JRAは莫大な国庫納付金を納めています。競馬人気の盛り上がりにはディープインパクトのようなスターホースの存在が欠かせませんが、圧倒的なスターホースがいると馬券売上はかえって減ってしまうというのが面白いところ。ピーク時97年のクラシック戦線を思い返すと、ダービー馬は皐月賞制覇をフロック視されていた人気薄のサニーブライアン。古馬戦線も戦国模様でしたね。圧倒的なスターホースがいないと馬券売上が下がるというのは事実誤認だと思います。
馬券売上についても、2.3兆円まで落ち込んだ2011年から昨年は2.7兆円まで回復し、必ずしも悪い状況ではないと思います。地方競馬の売上が盛り返しているのも良い兆候ですし。
https://zuuonline.com/archives/163476
JRAは世界で圧倒的に競馬の商業化に成功した団体ですし、ここまで娯楽の幅が広がっていることを思えば、かなり健闘していると言えるのではないでしょうか。「モバイルゲームとタイアップすれば」だとか、そんな安直なものではありませんよ。
ケンタッキーダービーや凱旋門賞を訪れると、蓄積された文化の厚みを感じます。一競馬ファンとしてはギャンブルとしてだけでなく、文化としての競馬の定着に期待しています。