課題解決の全体像 (ver. 0.0)
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ここ3年くらい各国でずっと課題解決のトレーニングをしているのだけど、教わっている皆の頭の整理のためにも汎用的な全体像が欲しいなと思っていたので、いまの考えをまとめてみた。
まだ僕自身も自信がないところがあるので、意見歓迎です。ある程度固めたら英語にしてまた色んな人に見せて、更に固める予定。
注目のコメント
これは凄い・・・!
問題解決を具体的なプロセスを分解した上に、各プロセスに必要な知識・手法も厚く考察されている。
一人ではなく複数の人の力をこのプロセスに入れ込むことが最後に書かれているけど、個人的にはアクションラーニングとか対話型組織開発で実現出来るんじゃないかと思う。
1の「あるべき状態」をどこまで深く考えられるようになるか、というのは結構大事だと思う。
本文に書かれている「良いものに沢山触れる」という帰納的なアプローチだけでなく、「社会にとって良いことかつステークホルダーにとって良いことを考える」というシステム思考に立った演繹的なアプローチも有効ではないかと。
ソフトシステムズ方法論+対話型組織開発+プロジェクトマネジメント+科学的検証能力
かな。
1. あるべき状態が思い描けている
2. 現実が正確に見えている
3. 現実をあるべき状態にするための問いが設定できる
4. 設定された問いを明らかにして課題を解こうという意欲がある
5. 答えを得るために必要な情報を特定できる
6. 必要な情報を集めることができる
7. 集めた情報の意味を理解し洞察を得ることができる
8. 課題解決のアイデアを発想することができる
9 . 課題解決のアクションプランをつくることができる
10. 課題が解決するまでプロセスを遡りアクションを続けられる10. 課題が解決するまでプロセスを遡りアクションを続けられる
が一番大事だと思います。
あと
4. 設定された問いを明らかにして課題を解こうという意欲がある
これが少し唐突な印象です、なぜならどのプロセスにも意欲が必要で、慎さんが最後に仰っている得意不得意の話にも関係しますし、もっというと意欲というか課題意識がないとそもそもこのプロセスに入ることすらままならないと思うので。