機械受注7月は前月比+8.0%、4ヵ月ぶり増 鉄道車両等が押し上げ
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詳細を調べると、運輸業・郵便業で大型の受注があったようで、それだけで前期比6%以上押し上げているようです。このため、ヘッドラインの結果からは割り引いて考えなければいけませんが、前四半期比で見ても増えてますので、7-9月期の初速としては悪くない印象です。更に、外需も前期比+9%以上増えてますので、機械メーカ的に見ても悪くない結果といえるでしょう。むしろ注目は、北朝鮮情勢の緊迫が高まった8月の数字でしょうが、これは本日15時以降に公表される工作機械受注の結果を見て判断したいです。
7月の機械受注統計。非鉄金属部門(対前月比190%増)が貢献し数字の上では強い内容だが、このところのマイナスを戻したに過ぎない。もともと振れ幅の大きい指標ゆえ、昨今の伸び悩みのトレンドから脱したと判断するにはまだ早いのではないか。
月ごとの振れが大きくて判断に苦しみますが、一つだけ言えることは、やや長い目でみれば横ばい圏内から上抜けできていないということです。建設投資は好調ですが、設備稼働率が低いこともあって、機械投資はなかなか盛り上がってきません。