RIZAPの成長戦略をアンゾフのマトリクスで考える
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注目のコメント
ここだけの話(とは言ってもご本人了解ですが)、RIZAPの瀬戸社長は、10年ほど前にグロービスを何科目か受けていて、グロービスの学びとグロービスのサービス保証のシステムの体験がヒントとなり、「結果にコミット」するサービスが生まれたとのことです。そのご縁もあり、RIZAPさんには水戸のMーSPO(街中スポーツアリーナ)にスポンサー頂いています。茨城ロボッツも結果にコミットします。感謝です!
ライザップの海外展開はあまり上手くいっていないと聞いたような…
「結果にコミットする」「人は変われる。を証明する」この理念がライザップの成功要因だと捉えてる人が多いようですが、私は違うと考えています。
ライザップが上手くいったのは、消費者のダイエット欲求に対して明確に●●kg痩せるという数字を提供したことにあると思っています。当時の薬事法の制限の中で広告に具体的な数字を盛り込む為に統計的な根拠を示す事で解決したのです。
本来人が欲している、解決したい事柄に対して、これまでの法規制によって明確に伝える事ができなかった所に、風穴をあけたからこそ市場を大きく刈り取れたと考えれば、規制のルールが違う海外や分野で「結果にコミットする」という部分だけで上手くいくとは思えないというのが私の解釈です。
英会話スクールの運営で邪魔している法規制は何か?シンガポールで「痩せる」と宣伝する時に規制される法律は何か?を調べて突破する方法を模索する事がライザップの成長を支えると思います。私は4年前に上海のRIZAPに通い、7kg痩せた経験あり(その後、リバウンド済(自己責任))。
その後はRIZAPの中国の事業拡大の話はあまり聞かない。中国人の場合、富裕層であろうとも、消費の際には性価比(お値打ちかどうか)をかなりシビアに考えるのと、そこまで「痩せる」ことに重きを置く人はまだ少ないので、体重を落とすことにコミットするサービスは、もうしばらく波が起こらない可能性が高いような気がする。
それよりは、英語とかゴルフとかの方が中国人ニーズは高い気がする