【三浦瑠麗×猪瀬直樹】共感力。男女の溝。リベラルアーツ
NewsPicks編集部
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注目のコメント
ここ数年、欧米と日本の知の格差が広がっているように感じます。本屋で興味をそそられる本が翻訳書ばかりになっているのです(今年のビジネス書大賞の大賞・準大賞は、『サピエンス全史』と『ライフシフト』。近年、日本の本はほとんど大賞になっていません)。
対談中でも挙げられている東浩紀さんの『ゲンロン0』のような本が増え、大きな物語、ビジョンを競う”新時代の論壇”を生み出さないと、日本の知は衰退・タコつぼ化するばかりです。最近はアメリカでも全体主義国家を描いた小説「1984年」や、ナチスドイツ研究のハンナアーレントの「人間の条件」が見直されてますよね。
NHKでもハンナアーレントの特集をやっていました。
やはり、三浦さんの言うように国家を破壊するのものに対する恐怖にどう立ち向かうかは、今世界のいちばんの関心ごとなのではないでしょうか。。
>たとえば、ISに対してみんなが抱いている恐怖感というのは、戦間期における共産主義者や無政府主義者に対する恐怖感と酷似しています。
だから、私のように歴史重視の人間からすると「この恐怖感は国家を破壊するものに対する恐怖なんだな」と思います。でも、現代にとらわれていると、これはイスラム過激主義と先進各国の対立だというような平板な理解しか生まれない。