• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【新・高橋源一郎】「平成」の後に必要となるロジック

NewsPicks編集部
165
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • 正しい、正義、正規は、ある人の基準から評価した解釈であって、それを強要することには、違和感があります。
    絶対的な正しさがないとすれば、自分の意見(解釈)を持つことが重要になります。
    無条件の贈与、無条件の愛も1つの在り方です。
    基準が変われば、十分に成立する解釈です。
    しかし、多くの人にとって、自分の意見(解釈)を持つことは、意外にも難しいように思います。
    色々と体験して、学んで、理解して、よく考えていきたいですね。


  • バッテリー スペシャリスト

    非対称について、資本主義の最大の幻想である等価交換が現代に生きる我々の暗黙の常識とされている違和感として、分かりやすく説明してくれてます。

    等価交換ではなければ何か?ここで示されていないが、それは神や自然、共同体間に現れる贈与。

    贈与もしくは非対称(な関係性)では、経済合理性よりも対象への無償の愛、ロジックではなく一見矛盾して見える縁起が優先される。

    この辺りは、ユダヤ教に関して内田樹が言っている「人間は生まれた瞬間から借りがある」といった説明?や、中沢新一の「対称性人類学」に、また違った表現で示される。
    (https://www.1101.com/nakazawa/2006-01-30.html ほぼ日より)

    集合的無意識が同じ方向に動き出そうとする徴候を感じさせる高橋源一郎の特集、興味深い。


  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授

    「岸さんがやったのは、ある意味非常に禁欲的に、人生や出来事の断片に対して、意味が生まれようとする寸前にとめることです。あえて解釈をとめることで、別の何かが浮かび上がってくるという考え方です。それは非常に共感すべきことだと思います。」(記事引用)

    世界はほんらい、「1なるもの」(Oneness)であり、分断できない。すべてつながっており、どこからが別のものとはいえない。しかし人間は言葉を得て、世界をあらゆる「断片」に分解できるようになった。そして世界とはどういうものか理解できるようになる。そう思ったが、バラバラになった世界は恐ろしいところとなった。そこで人間は「断片」と「断片」を元の「1なるもの」に戻そうとした。それが物語である。

    しかし物語はやがて定型化し、人間の無限の可能性を抑圧するようになる。そこで高橋源一郎さんが語る「人生や出来事の断片に対して、意味が生まれようとする寸前にとめる」という行為が必要になる。

    これは沈黙に耐えること、ともいえる。沈黙に耳を傾け続けるということを通して、ある瞬間に、「沈黙の物語」の影を見る。一度も語られることのなかったその物語は、柱の影からこちらをうかがっている。なおも沈黙に耐えていると、やがてその物語が、自らを語り始める。「沈黙の物語」こそが、断片化したこの世界を、「1なるもの」に戻すミッシングピースとなる。人間を再び、自由で創造的な存在に蘇らせる「最初にして最後の断片」。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか