成功のカギを握るのは? 日本型オープンイノベーションにかける期待
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注目のコメント
J-WAVEのPICK ONEに呼んで頂きました。ラジオは初めてで若干緊張しましたが楽しく話ができました。
テーマは800以上のPickでコメントも盛り上がった、オープンイノベーションについての内容。
記事にもコメントしましたが、確かに記事の指摘の通りのところもあるのですが、あの保守的/自前主義だった伝統企業がこぞって「オープンイノベーション」を唱えているのは、数年前から比べても隔世の感があります。
最初は拙いかもですが、それをあまりあげつらっても良いことは無い気がしていて、大企業側も、ベンチャー側も協力して盛り上げていこうぜ、という想いがあり、お話ししてきました。
そんな中で、自分は大手企業に対しても、ベンチャーに対してもコンサルタントとして付き合ってきているところは強みだと思っているので、うまく橋渡ししながら盛り上げていきたいと思います。弊社のパートナーが出演させていただいたので身内pickです。
と思ったのですが、書き起こしが無くなっちゃったんですかね・・・この要約だけだと、聴かないことにはすごくコメントしづらいのですが(なので聴きましたが)
何か事情・意図があるのでしょうが、個人的には、スマホで10分弱の塊の時間を取られてしまうのはちょっといただけないので、書き起こしに戻していただける方が関心が上がると感じます。
内容について思うのは、外部リソース活用という意味でのオープンイノベーションでは、やはり開催する側(多くは大企業)の場の作り方が難しいということ。
場の付加価値として挙げられるのは、
●アセット:技術、設備、お金とか
●販売力:販売網、ブランド力とか
●人の価値:見極め力、プロデュース力、メンターとか
あたりだと思うのですが、「いろいろ用意してるよ〜好きに使ってね、どうぞ!」だけ言っても、なかなかいいアイデアは集まりません。
使えるリソースに加えて、言うなれば「持ち込まれ力」が加わる必要があります。
アイデアコンテスト自体はよくあるけれど、どうにもコレジャナイ感が拭えない・・・それは、「持ち込まれ力」が足りないからだと思っています。
個人的におもしろいと思っているのは、P&Gのコネクト&デベロップという取り組みで、外部から技術を持ち込むための目利きや人脈作りのチームを置くことで、オープンイノベーションの誘発を図っています。待ちの姿勢ではなく、狩猟型で取りに行っています。
http://www.vector-consulting.co.jp/serial/magmag/2012_02/magazine114.html