リクルートは「いいヤツ」を採る--大企業が行き着いた採用の絶対ルール
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注目のコメント
この記事に書かれている「いい人」というのは、上の言う事を素直に聞いて、逆らわない上意下達の組織が分かっている協調性のある人というニュアンスですね。
ただ、私はリクルートキャリアを利用させてもらってますが、キャリアコンサルタントの人が良い人と感じた事がない。
つまり企業・組織にとって「いい人」であって、利用者にとって良い人でなくてもよいと言う事なのかもしれません。
実に、全てのステークホルダーに対して「いい人」なんてあり得ませんから、企業にとって「いい人」を採るというのは組織の論理を優先する人という風に解釈すればいいのでしょう。
私は某交通インフラの超巨大資本の下部組織で働いていましたが、そこから出向してくる人間は尊大で居丈高で、私から見ると「いい人」はかなり少なかった。
しかしそういう人間ほど、上の人間への忖度や気遣いが上手く、要領のいい世渡り上手。そういう意味では、確かに「いい人」でした。
こういう「いい人」を採用したいと考えるのは企業の採用戦略なので、それは尊重されるべきかと思いますが、そういう組織は「多様性を大事にしている」とか「組織の風通しがよい」とかの企業紹介は書かないでいただきたい。
明確に優良誤認表示だと思います。このタイトルは本当です(でした)。
私が採用していた時はそのまんま「いいヤツを採れ」と言っていました。
「いいヤツ」の定義はなかなか難しいですが、GoogleのDon't be Evilとか、Do the Right Thingとかに似てるかもしれません。
それは表面的な話ではなく、偽悪者的な人も採用していました。要は中身(価値観や動機)の善良さと能力の合わさった人ということでしょうかね…。