米海軍、第7艦隊司令官を解任へ
CNN.co.jp
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実はイージス艦の弱点が艦艇による体当たりであることは、周知の事実なのです。
実際、2000年にイエメンのアデン港で、アーレイバーグ級イージス艦コールがアルカイダの小型ボートによる自爆攻撃を受け48名の死傷者を出すという大損害を受けました。
アルカイダ側の死者は、僅かに自爆した2名だけでした。
それ以来小型艦の接近に対する対策が練られてきたはずですが、結局事故とはいえ、その盲点は未だに克服できていないということになります。
全海域における一時的な運用停止と、司令官の更迭はこうした米軍の危機感の現れだと思われます。シンガポール沖のイージス事故については以下の記事をご参考ください。
米海軍、全世界で運用停止 イージス艦衝突受け1日
https://newspicks.com/news/2444560
米駆逐艦、タンカーと衝突 10人不明、シンガポール沖
https://newspicks.com/news/2443496海軍艦艇の数は減らされているのに、任務はむしろ増加。そうなるとどうしても事故は付きものだろう。司令官の首を挿げ替えても根本的な解決にはならない。やはり人・モノ・金を見直すことが一番だと思うが。