金融庁、検査局を廃止 組織再編、変化に対応
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検査局を監督局に吸収させて、ガバナンス関連のモニタリングを総合政策局で行うという、金融庁が金融監督庁から再編後はじめての大改組。
とはいえ、本件の基本思想はここ数年出ていた話。森長官の金融行政改革の集大成といえます。
森長官が将来去っても金融行政を検査偏重に先祖返りさせないためには、このような組織の改編は重要といえます。この記事はベストセラーになった「捨てられる銀行」の筆者、橋本卓典記者だと推察します。続編もでた「捨てられる銀行」は森金融庁長官の大改革を詳しく伝えています。そして、本に書かれている森改革は概ね正しいと受け止めました。現状にそぐわなくなった検査マニュアをちらつかせて踏ん反り返っている金融行政は地方銀行を萎縮させるだけで、結果として地域経済を衰退させます。地銀は地域経済振興のコンサルタントでありスポンサーたれ、という方向はまさにその通りかと。森改革は銀行の哲学を問いかけています。
金融庁の改革。特に地銀について、事業性を見るべきといった指導をするなかで従来型の検査から変えようという動きがあったという理解。そのなかで、象徴的な出来事。
55項目のベンチマーク活用(①)、また「中核的な目標」「付加的な目標」「究極的な目標」など(②)がキーワードになってくるのだろうか。
①https://newspicks.com/news/1781293?ref=user_100438
②https://newspicks.com/news/1747652?ref=user_100438