『隷属なき道』――ベーシックインカムを起点に環境変化を生き抜く視点を身につけよ
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注目のコメント
ルトガー ブレグマンのTEDトーク。
▽貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である
https://www.ted.com/talks/rutger_bregman_poverty_isn_t_a_lack_of_character_it_s_a_lack_of_cash/up-next?language=ja
▽Poverty isn't a lack of character; it's a lack of cash
https://www.ted.com/talks/rutger_bregman_poverty_isn_t_a_lack_of_character_it_s_a_lack_of_cash/up-next
本当のこと言ってくれて感動w
貧困を体験していない人の考えることは、いわば先入観による囚われなんだろう。
「ベーシックインカムを導入して失敗したらどう責任を取るのか?」
ということをおっしゃる方の中にあるのは『不安』。
現状から変わりたくないという、人であれば当たり前にある“現状維持バイアス”。
貧困問題に着手する人は、まずは貧困にまつわる一般的な認識を変容に導く役割を担うことも、仕事の一つになってくるのだろう。
翻って貧困にあえぐ人々の中にあるのもこれと同じ『不安』。
不安が視野狭窄を招き、現状から変わろうにも変わるための行動に出ることができなくなっている。
そこに、金銭的な支援を与えたときにこの不安が解消され、人はそれぞれの道を歩き始めるのだろう。
◆
つい先日、個人的に思ったことは、
『貧乏はコスパ最強!』
ってことですw
なぜかというと、お金に頼ろうにも頼ることができませんから、他の手段をいかに使って生きるか?ということをやらざるを得なくなる。
だから、『わたしにとっての仕事とは何か?そして働くとはいったい?』などなど己の内面と真正面から向き合わざるを得なくなりますから、『生きる目的』がねより鮮明になっていってる実感があります。
しかし、この気づきがもたらされるのは“貧困”が招く孤独や不安、現状思い通りに生きられない憤りなどなど、不幸が招くあらゆる境遇によってもたらされる。
こういう意味においては、
『貧乏のコスパは最強』
です。
学びや気づきが多いことは確かです。
◆
日々、生かされていることに感謝。資本主義は、次のステージへ。豊かさの定義が大きく変わろうとしています。
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第2章ではベーシックインカムの有効性を示す事例がいくつか紹介されている。2009年にロンドンで行われた実験では、13人の路上生活者に3千ポンド(約43万円)の現金が無条件で支給された。1年半後には7人が住む場所を手に入れ、全員が将来に向け生活を立て直す足がかりを得ていたという。アルコールやドラッグであっという間になくなってしまうのではという大方の予想を見事に裏切る結果だ。「13人の路上生活者に3千ポンド(約43万円)の現金が無条件で支給された。1年半後には7人が住む場所を手に入れ、全員が将来に向け生活を立て直す足がかりをを得ていたという。」
中位所得者でも検証してくれれば、もっと説得力増すんじゃないかな