【解説1万字】内田樹「ユダヤ的知性」は、いかに生み出されたのか。
NewsPicks編集部
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コメント
注目のコメント
この人には絶対に敵わないと,私が思っている一人が内田樹氏.やはりキレキレな評論.昨日書いたユダヤ人に関するコメントを削除したくなる.自分の浅はかさが露呈してしまった.ユダヤ的思考法について興味深い内容.内田樹氏のレトリックもユダヤ的なのだと分かった.「私家版・ユダヤ文化論」は未読でした.読んでみます.
圧巻でした!前半の批評から、後半にかけて、怒涛のように研ぎ澄まれていく思弁と、そのレトリックに、インタビューしながら、興奮を覚えてしまいました。「知性を鍛える方法」、そしてそれを伝承していくノウハウ、、いずれも知的興奮を覚える思索でした。
本日で、7日間続いた特集は終わります。イスラエルもユダヤも、日本にいて身近に感じる場面は少ないですが、少し日本の外に出ると、やはり彼らの存在感の大きさに、すぐにぶち当たります。
今、またシャーロッツビルの事件で、ネオナチズムが台頭してきて、世界の歴史が繰り返す業の深さに、胸が痛みます。ビジネスをする上でも、一つ一つの世界の現象に心を研ぎ澄ましていなければと改めて痛感しました。
7日間、ありがとうございました。安易に結論を求めると真理から遠ざかる。それでも多くの人はシンプルな結論を求める。そんな間違った結論に安心するから、人間社会は不条理。ユダヤの人はその不条理と戦っている。
(引用)
解答することが困難な問いに安易な解を与えずに、そのまま宙吊りにしておく。そんなことを続けていると、「答えのない問い」だけが無限に増殖してゆくことになりますけれど、その未決状態に耐える。それがユダヤ的知性の働きです。