この連載について
イスラエルのテクノロジー企業が、世界を席巻している。もはや「中東のシリコンバレー」どころではなく、米国に次ぐポジションを確保。その強さの源泉にはイスラエルの国策のほか、ユダヤ人たちが歴史上培ってきたイノベーションの秘策があった。世界を手中に収めるユダヤ人の強さの秘密に迫る。
法人向けインターネットマーケティング支援を展開。成果報酬型の比較・資料請求サイトの運営とマーケティングオートメーションツールの開発・提供が両輪。
時価総額
34.8 億円
業績
この連載の記事一覧
【解説1万字】内田樹「ユダヤ的知性」は、いかに生み出されたのか。
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【実話】祖母を日本人に救われた「イスラエル人起業家」の秘めた覚悟
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【週末に学ぶ】教養としての「ユダヤと金」の歴史
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【証言】ソニーも外資金融も辞退。異端児が見つけた「超高収益企業」
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【成功事例】勝ち残りたい「大企業」は、イスラエルを頼れ
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【秘伝】巨商、孫正義の原点「ユダヤの商法」
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【3分解説】世界の今を「牛耳る」10人のユダヤ人たち
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イスラエル沸騰。なぜユダヤ人がイノベーションを生むのか
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【完全解説】グーグル、アップルが「イスラエル」にハマる3つの理由
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教育に携わって10年くらい経って、大事なことをかなり絞り込めたぞと自信を持っていたが、ある時「ユダヤ人はそのほとんど全てを民族をあげて、すでにやっている」と知って愕然とした思い出がある。(例えば、学校で習ったことを親に説明する、など)。
日本人も数理的思考力育成など、優れた財産はたくさんあるのだが、世界の変化を見通した時に、すぐ変える気魄がある集団と、「変えられない理由」をグダグダ言ってる集団との差がついてる感じですね。
実際にタルムードに載っている説話を見ると、そんなことまで想定しているのか、というほど、色んな場面に置ける考え方や規範が示されています。説話は長すぎるので、ここでは、タルムードにまつわる格言を掲載しています。
タルムードが、なぜユダヤ人の知性につながるのかは、日曜日掲載の哲学者、内田樹氏へのインタビューで、さらに深く掘り下げています。ぜひご覧頂ければ幸いです。
タルムードを通じて幼い頃から自分で考える訓練をしているというのが素晴らしいなぁと思いました。
金言集読みましたが、個人的に一番ささっているのは最後にある
「人は塵から生まれてきた。生まれてきてから得たものに執着するな。いずれ人は塵に戻っていくのだから。」です。
無駄なことに執着せず、変えられるものにだけ力を注いでいきたいものだ、としみじみ感じました。。
完璧を演じる人よりも、失敗してもそこから学び挑戦する人のほうがよっぽど魅力的だと思っています。
陰陽論ではこの世界のすべては相対的であり、表あるものに裏あり、表が大きいほど裏も大きく、表が極まると裏となり、裏が極まると表となり、万物は変転を繰り返し、表裏は一体であるとされます。
そのため最悪なこと(大きな裏)は同時に最良なこと(大きな表)でもあり、多面的な事象のどの面を見るかの違いに過ぎないことになります。つまり光と影、プラスとマイナス、幸と不幸はそれぞれ表裏一体だし循環するものなので片面だけを見て一喜一憂せずにいきましょうということですかね。
タルムードのことは何も知らなかったが、本記事を読んで、ユダヤ文化の思考と行動を形作る徹底した規範となっていることがわかった。一言でいえば、「完全を求めよ」ということだろう。
絶対の神の世界に戻るために、日々の暮らしの戒律を順守し、より良い状況、より理想とすべき姿に近づくように努力を怠らないこと。それを自分一人の狭い世界でやるのでなく、規範を共にする者たちと協力して達成する。さらに世代を跨いで何千年もの時間を積み重ねてようやく到達できる理想。
ユダヤ文化は、イノベーションを連綿と積み重ねる壮大な物語を共有していることがわかった。『サピエンス全史』という特異な本が、イスラエル人のユヴァル・ノア・ハラリ氏によって記されたことに注目していたが、その背景(必然性)にタルムードがあったのかもしれない。
おもしろいですね。
寄付の文化がスタートアップが次々と生まれる環境を支える一つの要因という話が興味深かったです。
その意味で、「…豪華な料理に塩がないのと同じ」というのが印象的です。