この連載について
イスラエルのテクノロジー企業が、世界を席巻している。もはや「中東のシリコンバレー」どころではなく、米国に次ぐポジションを確保。その強さの源泉にはイスラエルの国策のほか、ユダヤ人たちが歴史上培ってきたイノベーションの秘策があった。世界を手中に収めるユダヤ人の強さの秘密に迫る。
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Apple is among the largest companies in the world, with a broad portfolio of hardware and software products targeted at consumers and businesses.
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イスラエル文脈でみると、モービルアイの買収も違った見え方ができて、なかなかおもしろいです。
もう一つ現地取材で印象に残っているのは、イスラエル人たちが若い男女を始め、兵役を青春の思い出のように語ること。「いつでも戻りたい」と話す人までいました。日本からは理解できない境地だな、と痛感しました。
実際に大学卒業後に大企業に就職するのは落ち溢れであり、優秀な方ほど資金付いて起業するのが当たり前の国。
しかも国としてもセッター(バレーボール)と言う役割に徹してます。金融(特にアルゴ/AI系)でも米GS/モルスタも実際の素ネタはイスラエル産多いですね。
実は最近までイスラエルは中東戦争、常に緊張関係が続いている危ない国、砂漠、というイメージしかありませんでした。
そんなイスラエルがマイナス面を武器に、自国の産業を強化し続けていて、世界からお金が集まっているというのは興味深い話。
ちなみに既存のPHPをゼロから構築しなおしてPHP3をリリースしたのもイスラエル人だそうです(自分がやってたので単に印象に残っただけですが・・・)
結束の強さと商売上手で、華僑と並ぶと言われた「ユダヤの商人」の話は今や昔。
金融界のみならずハイテクで台頭する時代。
関係ないが、参加した日本ユダヤ協会のイベントにドイツ大使を呼んでいた懐の深さに驚いた。
日本の某学術団体は軍事研究を頭から否定しているようだが、その発想の根源は「先の大戦」だ。そろそろ軍事技術=殺人という単純な固定観念から脱するべきではないだろうか。
2020年の学習要領からプログラミング教育が日本でも導入されますが、時期だけでみれば日本は20年遅れてるってことになるなー。
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1990年代から小学校でのプログラミング教育を開始し、2000年には必修化するなど、国の後押しは大きい。
数学的才能に秀でた人材は、ITを駆使した諜報機関「8200部隊」に配属されたり、最先端の軍事システム開発に携わることになる。一部の天才たちは入隊後に、軍務と並行して、大学の研究機関に送り込まれ、数学や物理学の単位を取得する「タルピオット」というプログラムに配属される。