【完全解説】グーグル、アップルが「イスラエル」にハマる3つの理由
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インテルは、1974年にイスラエルに進出し、研究開発部門を中心に1万人近い従業員を抱えています。Centrinoのチップもここで開発されました。
イスラエル文脈でみると、モービルアイの買収も違った見え方ができて、なかなかおもしろいです。
もう一つ現地取材で印象に残っているのは、イスラエル人たちが若い男女を始め、兵役を青春の思い出のように語ること。「いつでも戻りたい」と話す人までいました。日本からは理解できない境地だな、と痛感しました。軍が最大のR&D機関。三度失敗して一人前の起業風土。
実際に大学卒業後に大企業に就職するのは落ち溢れであり、優秀な方ほど資金付いて起業するのが当たり前の国。
しかも国としてもセッター(バレーボール)と言う役割に徹してます。金融(特にアルゴ/AI系)でも米GS/モルスタも実際の素ネタはイスラエル産多いですね。イスラエルの仕事をやっています。前に、イノベーション関係に追加してイスラエルについても説明したものをアップしております。
https://www.slideshare.net/ShinjiSumida/ss-75916085
シリコンバレーが大きいので、そればかり見る人がいますが、シリコンバレーの真似をしてはいつまでたっても日本はシリコンバレーには追い付かないと思います。イスラエルは、その時に格好の学習教材になります。
日本とイスラエルのベンチャーエコシステムの決定的な違いは何かと考えたときに、思い浮かんだのは日本は「不安感」で終わっているのに対して、イスラエルは「危機感」を持っているところです。勿論、イスラエルは周囲に敵しかおりません。戦争も多くありました。軍隊もいます。
なぜ、イスラエル人は、突拍子のないアイデアを生み出すのかという話題がありますが、そうではなくて、なぜ日本人は突拍子のないアイデアを殺すかという議論の方が適切です。
昨今やたらとイスラエルを神格化する方がいますが、そうではなくて現場をみることです。現場を見ないで神格化することは意味のない議論を呼び起こします。
現場をみるのに、一番のコツはツアー等に参加しつつ、徐々にばらける状況にしておくことです。今回、DLDが9月にあるので、それをご覧になっていただければ幸いです。https://www.dldtelaviv.com/
イスラエルは、色々なところが強いのでモービルアイとかだけではありません。ヘルステック、自動運転、セキュリティ、アグリテック、ブレインテックなどあらゆるところが強いです。
テクニオン工科大学(https://www.technion.ac.il/en/)などは、素晴らしい大学です。京都ともつながっていますし、ゴラニー副学長は素晴らしい方です。
もし、現場でみて、イスラエルが面白いなと思った方は是非法律も見てみてください。https://note.mu/ssumisin/m/me91e95dcb30a