日本は平均寿命だけでなく、“健康寿命”も考えるべき
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【追記】
タイトルは「健康寿命」となっていますが、健康寿命以上に「終末期」というものを人それぞれどう捉えるか、捉え方のキーワード「年齢」「肉体」「意識」がどうなったら自分の終末期と考えるか、という部分にもう少しフォーカスした話し方が出来たらよかったな、とあとから録音を聞いて思いました。
【元コメント】
PICK ONEに出演させていただきました!ラジオの生放送の現場を見るのも初めてでしたし、ましてやスタジオがある六本木ヒルズの中に入るのも初めてでした^^;
『日本人の平均寿命が過去最高を更新した』という記事をテーマに、健康寿命が延びていること、けれども、そのあとに訪れる「不健康な期間」は短縮出来ていないこと、ピンピンは実現しているけどコロリとはなかなか逝けない長寿高齢化社会において何が必要と思うかをお話させていただきました。
私はいち臨床医であって社会医学者でもなんでもないのですが、生きる死ぬの境界で働いていると、一人の人間が歴史を刻んできたその人生の終局での「思い」みたいなものを受け止めて、本人・家族とお話しする姿勢を求められることが多いと感じています。
この「思い」(≒死生観)は人それぞれで、その成熟は終末期における決断に確固たる決意を与え、揺らがない気持ちを形成するのだと思います。そしてさらに、みんながそういう思いをより深めることが出来たら、不健康な期間にある人を本人や家族の問題とするだけではなく、コミュニティの問題としてお互いに助け合える社会となり、不健康な期間でさえもそんなに不幸とは感じないですむ世の中にもなるのではないかと思います。
最後に、サッシャさん、寺岡さん、ありがとうございました。和やかな雰囲気で楽しく過ごさせていただきました。寺岡さんの優しい歌声を聴きながら原稿を練ったのですが、なかでも「As You Grow」と「Rabbit Hole Walts」がお気に入りです、とお伝え出来なかったのが心残りでしたのでこの場で^^;寿命が延びる話はよく耳にしますが
健康寿命が短くなっていないという話はとても気になりました
不健康になった時に家族や周りに迷惑をかけたくないですが、
それがいつやってくるかもわからない。
日頃の生活習慣を改善して危険要素を減らすことしか、周りの人を考えるとできることはないので、
愛するもののためには毎日をしっかり真面目に生きなきゃ行けないのかなと思いつつ…
不健康になった時に家族などに迷惑がかからないシステムがもっと確立されるといいなと感じますが…
それにはお金もかかるから社会保障費が上がることになるだろうし…
んー難しい!
逆に言えばこれまで社会を支えてくださった高齢者の方が、歳をとったことで惨めな思いをしないようにしなければいけないのは社会としての先輩たちへの最低限のリスペクトだと思います。完璧はないですが…尊厳が保たれる社会でありたいです皆さん、ご存知とは思いますが、奈良原先生は、ホントに真面目で誠実なお医者さんです。今年の外科学会のときに、お話することが出来ましたが、コメント通りの清々しい心臓血管外科医さんでした。
生死に関わる病気と向き合うことの多い外科系医師として、つい二の次になってしまうこともある”健康寿命”ですが、日々悩み続けているのが実情です。答えのない課題で、一人ひとり違った答えがある、それでいいと思っています。