【新証言】プレステ大成功の裏で、「2000億円請求」という緊急事態
コメント
注目のコメント
なんでこんな話を読めるのか、ほんまスゴイっす。
本論から逸れますが、
2,000億円がかかったミーティングで、クルマの話だけして盛り上がってそのまま帰ってしまった安藤社長、最高です。
完全に作戦ですよね。難しい話はこいつに任せる、俺の仕事は会話ができるために場を温めること、という感じだったのではないかなと。
そして温まったら、後は社長である自分がいると、深刻になりすぎるから帰る、みたいな。
こういうチームプレー、好きです。プレステからIntelの話になり、Appleにつながる…テクノロジー企業においてやはり知財は重要だし、そこを支えるキーパーソンがいる。一方で、そこからKodakの話も出てくる。昨日の一回目でリーガルとか政治に力を入れすぎてという話もコメントしたところだが、例えば有機ELを一番最初に開発したのはコダックだった。
特許を売却することによって延命をしたりはできるが、メーカーの一番の付加価値は創る(ファブレス形態もあるので製造自体だけに限るわけではない)こと。企業活動の中心がそこから逸れていくと、おかしくなっていくことは少なくないと思う。
そういえば、この連載でキヤノンへの言及は出てくるのだろうか?キヤノンも知財で強い会社として知られている(時にやりすぎ、という話も聞く)。今もチームに知財スペャリストを置き、月例で全社の知財責任者と顔を合わせています。私にとって知財が全てのようなソフトウェア会社にいた経験もさることながら15年ほど前に担当したキヤノンの調達革新というプロジェクト、あれを通じて知財なんたるかを徹底的に叩き込みました。睡眠時間が7分だった頃です。キヤノンの知財のレベルは他の製造業から完全に一つ抜け出ています。さらに抜け出ているのがインテルやアップルです。