【秘録】特許訴訟で、ウォークマンの「発明者」が消えた日
長年ニューヨークを拠点に、その名を轟かせてきたソニーの「知財マフィア」こと、御供俊元・執行役員のロングインタビューを全3回にわたってお届けする。
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久しぶりに、ソニーの記事を書きました。御供さんと初めてお会いしたのは、数年前のこと。その時に家電メーカーの華やかな舞台ではうかがい知れない、知財の奥深さのほんの「入り口」を教えていただき、いつかロングインタビューをしたいと思っていました。
ウォークマン、プレイステーション、そしてアップルのスティーブ・ジョブズまで。彼が30年近い知財のプロフェッショナルとして見てきたものは、その多くが「オフレコ」止まりの話であっても、非常に学ぶ物が多いです。
ちなみに、かのジョブズの後継者と一時期いわれ、その後に「ネスト」を創業したトニー・ファデルという人がいます。実はこのネストに、匿名で投資をしていたのが、御供さんが率いるソニーの知られざる子会社インタートラストであったことなど、秘話も盛りだくさんに3話でお届けします。
*このポートレート写真は、腕利きの加藤昌人カメラマンに、「とにかく海賊王みたいなイメージで撮影してくれ」としつこく頼んだものです。大暴れしてきた知財マフィアというとイカツイ響きですが、直接お会いするとジェントルです。
エンジニアの会社に来て知財の重要性を痛感しました。ポンポンと会社に内容証明が届くんです。パテントトロールと呼ばれる会社から競合らしき企業から。かといってベンチャーにそんな知財部た的なものを作る余裕がない。ベンチャーが大きくなる過程で苦しむことの一つですね。
90年代にアメリカ企業が特許訴訟で膨大な利益を上げていたことは周知の事実。
今でも年間200件以上が日本企業を被告として提訴されるが、日本企業も過去に高い授業料を払っているんで、やられっぱなしじゃない。
元からアメリカ人が「アメリカの会社じゃないのか?」と言う程アメリカで知名度のあったソニーだから、米国最前線の話は例え昔話でも興味がある。
掘り下げた記事を期待します。
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