【求人掲載】リクルートだからできる3年間の「圧倒的成長」とは

2017/8/10
「一定期間リクルートで経験を積むことで、専門性、ノウハウ、スキルなどを吸収したい」。そう考える人材を採用するための制度として、2000年から導入されたCareer-View制度(以下CV制度)。リクナビNEXTをメインに取り扱う中途メディア事業本部は、リクルートキャリアのなかでも特に多くのCV制度で入社した社員(以下CV社員)が在籍する組織だ。今回は、中途メディア事業本部営業統括部営業3部を統括する川喜田剣部長に、リクルートキャリアのCV社員のキャリアについて聞いた。

新しいキャリアを作るための3年間

CV制度のCVは「Career View」の頭文字を取ったもの。名前の通り、リクルートキャリアで働いた経験をもとに、次のキャリアをつくっていきたいと考える人のための雇用形態です。
入社後、携わる仕事内容、勤務エリアが変わらないのもCV制度の特徴のひとつ。自ら希望した勤務地・職種で、リクルートキャリアのノウハウを吸収しながら、スキルを磨いてもらいます。
契約は1年ごとの更新で、最長3年間。リクルートキャリアでは退職を「卒業」と表現しますが、半年の研修期間を含め、最長3年半でリクルートキャリアを卒業し、違うフィールドへ旅立つことになります。
そんなCV社員に応募するのは、「自分の現状を変えたいけど、そのきっかけがつかめない」という人がかなり多い。また、総じて成長意欲が高く、エネルギーにあふれています。
たとえば、就活のときに想像していた仕事内容と、実際の仕事内容に乖離があって、会社で働きはじめたものの、「もっと自分の力を存分に発揮できるところがあるのでは?」と感じている人。
ゆくゆくは家業を継ぎたいと考えているが、その家業では営業力が課題になっていると感じ、それを最短で磨きたいと決意してくる人。
理系学部出身で、ものづくりに携わりたいとエンジニアになったけど、今度は人とのふれあいのなかで、感謝されるような仕事をやってみたい、と考えている人。
元・青年海外協力隊という人もいます。20代後半に帰国して、日本で就職しようとしても、何からはじめればいいかわからない。そこで、リクルートキャリアでの営業の仕事を通じて、ビジネスパーソンとしての基礎力をつけたい。
「あとはないぞ」と言うと大げさですが、ありがたいことに多くの人が、「リクルートキャリアしかない」と思って応募してくれます。
リクルートキャリアを自分の人生の「足がかり」にして、ステップアップを目指す。そんな人たちにどんどん来てほしいんです。

「裁量・権限の大きさ」が強く個を成長させる

近年リクルートキャリアは、全社的にITやAIなど、テクノロジーの進化に注目し、活用しています。ですが、リクルートキャリアを支え続けているのは今も昔も顧客接点です。
クライアントサイドとカスタマーサイド、それぞれのニーズをマッチングさせていくリクルートのビジネルモデル。その根幹にあり、リクルートキャリアがかねてから強みとしている顧客接点を担うのが、今回募集しているCV社員の仕事です。
それは決してきらびやかな世界ではありません。必死に汗をかきながら、顧客接点で日々商売をつくっていく。その努力なくして、一足飛びに満足していただける提案はできません。
誰よりも担当企業のことを考え抜き、採用課題の解決に向けて愚直に向き合い続ける。そのような環境で必要なのは、専門性以上に、ありあまるエネルギーです。
リクルートキャリアは、現場に与えられる裁量・権限が大きな組織です。自ら考え、時には自ら判断を下すこともできる。
営業はアポ取りだけ、商談だけなどのような分業は一切せず、新人も最初からフロントに立って企業の課題と対峙し、すべての工程を一貫して担ってもらう。だからこそ、人が持つエネルギーを生かすことができる。
私たちが営業する商材は、求人情報の枠です。でも、リクルートキャリアの社員は誰一人、「枠が売れたらラッキー」なんて思っていない。全員が採用に貢献して企業の成長をサポートできたのかを自問自答し、「自分は企業の成長を左右する責任を負っている」と考えて働いています。
そういう環境では、一人ひとりにかかる責任はとてつもなく大きい。だから、いい意味での緊張感が生まれ、圧倒的な当事者意識を持つことができる。

徹底した支援がもたらす大きな成長

部長、マネージャー、リーダーもまた、CV社員と共に成長するという覚悟を強く持ち、彼らの成長に全力でコミットします。
おせっかいな人が多いですが、上司も本気でCV社員に向き合っている。だから、CV社員のみんなも日々それに応えようとしてくれるのでしょう。
それがまた、私たちのことを成長させる。濃密なコミュニケーションが、社員が共に成長できる好循環をつくっているのだと感じます。
私自身は新卒からずっとリクルートで働いているのですが、あらためて「リクルートキャリアって風通しのいい組織だな」と感じることが多々あります。
よその企業から移ってきた社員から、「前の職場では考えられないほど上司との距離感が近くて、会話もフラットだ」と言われることもあります。
私の部では毎月部会を開いて、従業員の話を聞いたり、アンケートを取ったりしていますが、記名式のアンケートであっても、みんな遠慮なく発言をする。言いたいことがあるけど我慢するということは、ほとんどないでしょうね。

世の中で活躍する人材を輩出したい

CV社員は最長で3年働き、卒業を迎えるという期間限定のポジションなので、様々な場で「3年かけて育てた人材を放出するなんて、もったいない」と言われます。
でも、それは逆なんです。CV制度は、採用のときから、彼らが社会に出て活躍するところまでを意識しています。だから、私たちとしては、本人の将来につながりそうなことを要望していきたいし、期待していきたい。
リクルートキャリアを通じて得た知見、経験、スキルを、またほかのかたちで生かしてもらえれば、かっこよくいえば、社会的にも貢献できることになります。
たとえば、話すこと自体が苦手で「そんな自分を変えたい」と飛び込んできた女性は、CV社員として企業の経営者と対峙し、折衝を行うなかでみるみる弱点を克服していきました。彼女は今、経営者のコーチングを行う仕事に就いています。
またある男性は、スポーツマネジメントに興味を持ちつつも、その世界に入る足がかりすら見つけられずにリクルートキャリアにやってきた。ですが、CV社員として「決めたことは最後までやり抜く」姿勢で働いた結果、実力を認められ、見事、夢の世界への切符を手に入れました。
たいていの人は、自分のエネルギーを、世のため、人のために役立たせたいと考えているはず。しかし、理路整然と、「自分はこうなりたいんだ」と説明できる人はそうはいません。
そんな人が、社会に出て活躍するための“足がかり”として、CV制度を活用してくれれば、こんなにうれしいことはない。
「変わりたい」というエネルギーがあるなら、ぜひCV制度に挑戦してほしい。現在は長野と静岡のCV社員を募集しています。
長野や静岡の営業は広いマーケットをごく少人数でカバーしているため、社員1人が雇用マーケットに及ぼす影響が非常に大きい。また、地方でのリクルートキャリアの存在感はまだ都市部ほどではありません。
そのため、自分の開拓次第で担当エリアの採用および転職の満足度も、今後のリクルートキャリアの趨勢も左右されます。おのずと、やりがいも生まれるでしょう。
その中で「何としても役に立ちたい」と感じることで、責任感を持って顧客と向き合う姿勢が育まれ、強い成長が促される。そんな環境を提供できるのは、リクルートキャリアならでは。
長野と静岡で3年間、思う存分チャレンジをしたいと思う仲間を募集します。ご応募をお待ちしております。
(構成:大高志帆 撮影:加藤ゆき)