【軍地彩弓】「ZOZOTOWN」こそ、次世代の百貨店だ
コメント
注目のコメント
株式市場でスタートトゥデイの株価が叩き売られ(ヘッジファンドがこぞって空売り)、時価総額が1,000億円台に沈んだなかで、証券アナリストとしてただひとり買い推奨を貫いたチワワが通ります。
あれから5年で株価は10倍近くに上昇。アナリストとして15年のキャリアの中で、今でも一番誇りに思ってる仕事です。
スタートトゥデイの凄さは大型連載でないと語り尽くせないので、企画時にはお声がけをお待ちしてます。久しぶりにお会いしたいので、前澤社長と対談させてください。笑国内ファッションEC最大手「ZOZOTOWN」について、「今ファッションについて聞くならこの人」な軍地彩弓さんが語ってくれています。
ZOZOTOWN の強さはプラットフォームがやるべきことを愚直にやり切っている点だと思います。ユーザー視点だとブランド横断の統一サイズ基準を作りZOZOが測り直してアップしてあるとか、ブランド視点だと自社だけでなく他社も含めた販売データを共有してくれるとか。
一方で、運営会社のスタートトゥデイの強さは「一勝九敗」を地で行くトライ&エラーの高回転かな、と。文中にもあったWEARアプリでのバーコード読み取り機能やZOZOCOLLE(一般向けの予約販売展示会)やZOZOフリマ(C2C)だけでなく、
・ZOZOMAGAZINE(予約販売専用雑誌)
・ZOZOMARKET(オンラインストア作成)
・ZOZOプレミアム/プラチナム(即日配送料無料)
・美少女ヌードル(TV番組連動)
・ZOZOTOWN CHINA(タオバオ内での中国進出)
などなど、盤石な本業での収益をその時々のビジネストレンドに投資し、ダメだとなったら重症になる前に撤退するスピード感が本業も含めて良い文化を作っているんだと思います。社名ぴったりすぎてすごい(笑)
最後に、個人的にはZOZOCOLLEやZOZOMAGAZINEのような事前予約販売はやり方次第ではまだチャンスがあるんじゃないかと考えています。「無駄なものを作らない」というサステイナブルな側面や「不良在庫が出ない/プロパー比率が高まる」というビジネスの側面、さらにカスタマイズの要素も入れば「自分だけの一着」というユーザーにとっての価値も付加されます。トランスコスモスが日本に持ってきた「テイラー・スティッチ」もクラウドファンディングを活かした受注生産の好事例でしょう。作り手の1人として、私もしっかりと取り組んで行きたいと思います!!ファッションECは数年前はZOZOTOWN、ゼイヴェル(ガールズウォーカー)、スタイライフ、マガシークと横並びでしたが、各サイトが人気ブランド集め・在庫確保に注力する中、ZOZOはシステム・物流を内製化し、ZOZO VILLAを中心に世界観を演出。他のサイトが見ていない未来を見据える、「感性と論理のカリスマ」前澤さんのチャレンジ楽しみです。