人工知能が検診の見落としを防ぐことは可能か？ 「人間と人工知能の併用」が開く医療の新時代

コメント

注目のコメント

• 小林 裕之

  外科医

  ・2017年08月03日

  記事中の早期胃癌ぐらいであれば、消化器を専門としている医師なら、普通は見逃すとは思えません。けど、その検査も毎日、何十人もやっていると、どうしてもヒューマンエラーはあると思います。
  
  医療の世界は、どうしても「熟練の技」が幅を効かせていて、AIに頼ろうという空気はあまりありません。診断の助けになるのなら、どんどん導入を進めていってほしいですね。それで仕事が減っても、他にやるべきことは必ず派生します。
• 西脇 資哲

  日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員　エバンジェリスト／ TOKYO FM「エバンジェリストスクール！」パーソナリティ

  ・2017年08月03日

  人工知能が医師の診断能力を上回っているのは明らかなので、これからはセカンドオピニオンに必ず人工知能判断を入れるなどが当たり前になるといいと思います。見落としを防ぐというよりも、人工知能による診断が当たり前の選択肢になる時代だと思います。
• 小橋 正樹

  株式会社oneself. 代表取締役（産業医）

  ・2017年08月03日

  ＞がんの発見率を100％に近づけようとすると、本来必要でない精密検査を行うことで健康被害を引き起こすおそれがあることと、20％程度であれば次回の検診で見つければ影響も少ないから、とされています。
  ＞「感度は、例えば乳がん検診においては70％から85％前後」と明記されています（「感度」とは、がんが本当にある人が、検査でがんであると診断される確率のこと）。つまり、検診で15～30％の乳がんが見逃されている可能性があるということです。専門家的にとってはいくら当たり前のことでも、一般の方にとってはこちらの方が衝撃的な情報だったようです。
  
  感度や特異度を「見落とし」「見逃し」と言うのは、与党に対する偏向報道と通づるところがありますね。
  
  AIのチェックが入ることには賛成です。