新着Pick
NewsPicks編集部

この記事は有料会員限定の記事となります。

136Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
明治になり、政府は、株式取引所の法規あるいは商法をそれぞれ一旦制定したものの改変して施行します。新たなルールがビジネス慣行にフィットしなかったので調整期間を要したのです。法整備を経て、日本の市場経済はさらに発達します。

昭和初期、マーケットが活用されなくなります。原因は3つの歴史的ショックでした(金解禁の失敗、高橋財政の成功、満州経営・戦時統制経済)。なお満州経営・戦時統制については『「日本株式会社」の昭和史』を御参照下さい。
https://www.amazon.co.jp/dp/442230030X
日本の市場経済を低迷させたという意味では、1998年に施行された日銀法改正で日銀の独立性を高めたこともそうでしょう。これにより日銀は「良いデフレ」というわけのわからない議論を振りかざし、金融緩和に対する消極姿勢が貫かれたことで、日本経済の低迷が長引いたことは説明するまでもないでしょう。
ここで取り上げられている井上準之助蔵相についての評価は当時の浜口雄幸首相とともに城山三郎氏の著書『男子の本懐』によって妙に美談に仕立て上げられてしまっていますが、当時の経済情勢からすると金本位制への復帰や清算主義に基づいた政策はデフレ不況を深刻化させてしまったわけですから、残念ながら全くもって失策であったとしか言いようがないですね。
革新官僚・岸信介らの満州での統制経済の経験が、戦後日本には引き継がれた。その系譜を引き継ぐ、安倍政権の経済政策も、規制緩和と言いながらも、やはり統制的な色彩が強いように感じます。本物の「小さい政府、市場経済派」の政党ができれば、かなりの支持を得られるのではないでしょうか。
非常に面白い
この連載について
政治、歴史、遺伝学からAIまで、各学術分野の研究は、ビジネスにも有用な知見を提供する。しかしその最先端では、むしろ「わかっていないこと」の方が多いはずだ。そこで本企画では経営学者・入山章栄氏が、各分野の最先端の研究者と対談。それぞれの学問はいま「どこまで何がわかっていて」「逆に何がわかっていなくて」「ここから何をやろうとしているのか」を議論し、「知のフロンティア」からビジネスパーソンが学ぶべきことをあぶり出していく。