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NewsPicks編集部

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入山先生との対談、今回は徳川時代の市場経済のお話です。

【補足説明】
株仲間メンバーどうしで情報共有している場合、情報の独り占めができません。つまり、メンバーの誰かが地域間価格差について新規情報を掴んだとしても、他のメンバーを出し抜いて地域間価格差を利用した差益を独り占めすることが難しくなります。株仲間を解散するとこの独り占めが可能となるのです(価格差がなかなか縮まらないなかで情報を掴んだ商人がじわりじわり差益を取得します)。株仲間は、メンバーの誰もこのような出し抜けのできない、相互監視の働く組織でした。

徳川政権は、こうした商人組織を統率することで、市場の機能不全を防いでいたのです。
すげぇ勉強になる
江戸時代の米相場が世界的に見ても優れた取引所であったことは金融の世界ではとても有名な話です。で、いつも疑問に思うのは当時の為政者達はそのモデルを本質的に理解していたのかな?ということ。今も「実はよくわからない」という人はとても多いですから。
日本が統一されて、ほぼ外部から閉じられた世界ができていたことがこうしたマーケットの成熟に繋がったんでしょうね。ちょうど中国のような。
メロン農家のニュースもありましたが、日本農業はこの頃の通貨としてのコメの名残をずっと引きずってきてしまっているのかも知れない……と思いました。
これは割と指摘されることがあるトピックですね。ただ、論点は少し変わりますが、米など生活の主軸となるような商品(そういう意味では石油もそうかもしれませんが)については、なるべくそうした「相場のあや」を取れるような仕組みに”しない”ことも一面では重要だと思うことはあります。市場は必ずしも効率的なプライシングをするわけではないゆえ。
マーケット進化論すごい面白かった
専門家同士で情報共有が明確で、利害関係があるからこそバランスが取れる。これも一つのガバナンスの取り方だと思うし、先人の知恵は偉大!
入山先生の早稲田の執務室ですねこれは。

それにしても、興味深いです。
果たしてこれは、日本で独自に編み出したのか
どうかが知りたいところです。
株仲間の間での信頼関係は、シリコンバレーのコミュニティにもちょっと似ていますね。
なるほど
確かに知恵だな
この連載について
政治、歴史、遺伝学からAIまで、各学術分野の研究は、ビジネスにも有用な知見を提供する。しかしその最先端では、むしろ「わかっていないこと」の方が多いはずだ。そこで本企画では経営学者・入山章栄氏が、各分野の最先端の研究者と対談。それぞれの学問はいま「どこまで何がわかっていて」「逆に何がわかっていなくて」「ここから何をやろうとしているのか」を議論し、「知のフロンティア」からビジネスパーソンが学ぶべきことをあぶり出していく。