オランダ発、世界40カ所に進出するコワーキング企業「Spaces」
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当方、WeWorkを筆頭に全米のコワーキングスペースを10か所以上訪問し、利用してきました。Spacesは利用していませんでしたが、気になったので調べてみました。
料金で言うと、Hot desk(フリースペース)の利用自体はWeWorkなどと同程度と思われますが、Dedicated desk(固定席)は少々安めでしょうか。(サンタモニカにあるオフィスを比較しました)
アメニティ系は結構違います。例えばWeWorkはコーヒーやビールが無料ですが、Spacesは基本的にオフィスに依るものの、コーヒーは無料、ビールはないようです。
最大の違いは、Spacesの場合、「平日の日中帯であれば、世界中のオフィスで使える」ということだと思います。(24時間利用できるのは、登録したオフィスのみ)
WeWorkは、イベントはどこのオフィスのものも無料で参加できますが、通常利用は登録したオフィスのみです。(もしくはエクストラで一日の利用で25ドル程度支払う)
私が利用しているLA周辺最大のコワーキングスペースも、周辺4箇所は無料で使えますが、これはローカルのサービスであるからだと思います。
これ、本当なのかな、と思って、Spacesのサンタモニカオフィスに電話して聞いてみたのですが、本当みたいです。ただ、契約期間が短いほど料金は上がるみたいなので、長い方がお得ですね。
(詳細は電話で聞いたレベルですが、1年程度のプランでなければ、WeWorkよりも割高な印象でした)
オランダは、利用料の代わりにスキルを対価として支払うコワーキングスペースを紹介する「Seat2meet」というサービスが生まれた国でもあり、シェアリングエコノミーの考えがとりわけ広く浸透している国とよく聞きますが、「世界中のオフィスを定額でシェアできる」という構想はすごいと思いました。(東京にもあるみたいですね!)
今度行ってみようと思います。働き方のグローバルなニュートレンドは以下の通り
<社会の流れ>
Diversity
Sharing Economy
Asset Light
Open Innovation
Entrepreneurship
その中で求められる価値のKeywordは
Creative
Collaborative
Challenge
Flexible
Global
現状日本にはこれらを全て満たすようなサービスはない。
Weworkはこれらを兼ね備えており、日本に上陸する。
ただ、いろいろなコワーキングスペースの実情を見ていると、
それほど、クリエイティブさもコラボレーティブなのも日本人は求めてないんじゃないかというくらい、「静か」であることに驚く。
そのあたりの日本人の特性をミスリードするとWeworkも苦戦する予感。世界中で使えるコウワーキングスペースに登録しよう。これからもっと多くのシェア「オフィス」「ジム」「ルーム」が世界各国にできるのは楽しみでしかたない。
定額料金で、世界中で使えるシェアシステムがあれば面白い。