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てか、紙幣もコインも廃止でいいよ。
いいアイディアだと思います。

現金こそが最高の脱税手段であり、反社会的勢力の資金の源です。
1億円運ぶのにジュラルミンケース10個必要となれば、アングラ世界のコストは間違いなく上昇します。
もちろん、金庫も10倍にしなければなりません。

とはいえ、絶対に実現はしないでしょう。
強硬な反対勢力が出てくるでしょうから…。
ラインハートとの共著「国家は破綻する」のケアレスミスで有名なロゴフ氏だが、その新著である「現金の呪い 紙幣をいつ廃止するか?」はなかなか示唆に富む内容でした。

流通している現金(物理的な紙幣)の殆どはその通貨における最高額紙幣であり、それらの驚くほど大部分は犯罪に使われている、などの記述は、確かに日常生活で其れ程の大量の一万円札を見た事はなく、映画の犯罪シーンくらいしかないという直感イメージにも合致する。

一万円札を廃止すれば、皆紙幣所持が面倒なので預金を下ろしたら電子マネーに突っ込むので、紙幣流通は少なくて済むし、追跡も楽になる。

ロゴフ氏の高額紙幣廃止論は、必ずしも紙幣廃止論ではなく、暗号通貨の可能性についても否定的だ。
一瞬「エ」と思ったが、言っている事は解る。
高額紙幣を廃止し、電子マネーや電子決済とすれば、貨幣のトレーサビリティーが上がる。
結果、アングラマネーが減り、通貨もコントロールしやすくなるので、大胆なマイナス金利などの施策も打ちやすくなる。

でも、そうやっても必ず対抗策が地下経済辺りでは出て来るでしょう。
映画でも、オンラインのラップトップでお互い入出金を確認するシーンがあるし、電子決済でもマネーロンダリングは可能。
困るのは、千円札を大量に持ち歩かなくてはならなくなる、奥さんのカード明細確認を恐れる不倫オヤジくらい。

でも、電子マネーでマイナス金利をコントロールする発想は興味深い。
決して非現実的な話ではありません。昨年11月にインドで高額紙幣が(ある日突然!)廃止され大混乱に陥りましたが、半年後には経済は元通りに復旧。問題は、マイナンバーで金融資産を補足されることに拒否反応が強い日本で、取引全てをガラス張りにするのはさらにハードルが高そうなことでしょうか。
私も現金よりクレジットカードや電子マネー派なので、普及に向けては賛成なのですが、本気でやるならに日本国内どこでも使える共通通貨プラットフォームが必要ですね。
ある店ではJCB不可、ある店ではVISA不可、ある店ではSuicaのみOKとかは逆に不便極まりない。
あとは、アクワイアラ、イシュア、ブランドへの手数料がそれなりにかかるので、実は消費者負担として跳ね返るよ、と認識しなければならない。
ここにいらっしゃる世の中のイノベーターのみなさまは仮想通貨推しでしょうが、まだまだ信頼性(安心感も含めて)や汎用性に課題も多いですから、時間がかかるでしょうしね。
ただ、大口資金の流れは可視化されるので、政治家のみなさんご愁傷さまです、という意味でもいつか実現して欲しいものです。
本日の日経新聞で一番興味深く読んだ記事。賛否はともかく、発想は面白いと思いました。確かに1万円札がないとヘソクリ含め、資産隠しは大変になりますね。

ちなみに、経済学者のケネス・ロゴフ氏のご紹介でふれられていませんでしたが、カーメン・ラインハート氏との共著である「国家は破綻する」という本は、確かに「財政の崖」というショッキングなネーミングで話題をさらい、当時これを真に受けた世界中の政治家が大騒ぎしてました。実際に、アメリカでは当時野党だった共和党が「財政の崖が大変だ」と、債務上限法の改正に反対して、連邦政府を機能停止寸前の追い込むパフォーマンスを演じたのは記憶に新しいところです。

でも、この話にはオチがあって、この論文を作る過程で、ロゴフ氏とラインハート氏がエクセルの操作を間違えて、重大な計算ミスをしてしまった、という事実が判明。最終的に間違いを指摘されたロゴフ氏とラインハート氏は、この誤りを認めました。そんなちょっと切ない代表作となります。
個人的には日本で考えると、1000円札を廃止した方が電子決済が普及すると思う。一番使いやすい1000円がなくなると、5000円で支払うと小銭でお釣りがくるという悲劇が発生する(2000円札はもうないものとして書いています)。
一万円札を廃止したら、猪瀬氏や甘利氏や下村氏や安倍昭恵氏や、一番困るのはそういう人たちですから、廃止にはならないでしょうね〜

追記: Sakakibara Noboruさん、シンガポールには100ドル紙幣ありますよ〜。ATMから普通に出てきますよ〜。とはいえ日本に比べ現金使う機会は極端に少ないです。
電子決済を普及させる意図で高額紙幣を廃止する動きは荒唐無稽な話ではなく、かなりドラスティックではあるものの理には適っているとは思います。ただ、家計の現預金の大半を高齢者世代が占めている現状からすると今すぐの実現可能性は低いでしょうね。何せこの世代には通帳でさえ無いと不安という方が少なくないですから。