この連載について
今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。


ソフトバンクグループ株式会社(英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本の携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連企業等を傘下に置く持株会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
9.05 兆円
業績

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悪い意味ではないのですが、空間やコミュニティといった意味で、「ハッピー」と答えそうな人は限りなく少なそうなイメージがしています。
サンタモニカのWeWorkのイベントに参加した際、そこのコミュニティマネージャーの女性が、前職は有名企業のブランドマネージャーをしていたが、「空間と雰囲気が好きで転職した」と言っていたことを聞き、従業員も好きな空間と思えるのは素敵だなぁと思いました。
働く人にとって、空間やコミュニティは(パフォーマンスやモチベーションにも影響すると思うので)やはり大きな要素なのだな、と思います。
アメリカのインターネット系の「大企業」はGoogleもFacebookもAppleも、空間やコミュニティとしての待遇について(かなり本腰入れて)、取り組んでいるように感じますが、こういうのが劇的に進むと、企業文化は良い意味で変わったりするのかな、と思いました。
ちなみに、WeWorkは中国市場の拡大も狙っていますが、その現地ではまさにWeWork的なサービスが花盛り。例えばURWork(優客工場)はまさにそっくりなサービスですが、既に時価総額1000億円以上の評価をうけてユニコーン化しています。不動産はローカル文化が非常に強い産業でもあるので、Uberのように叩き返されるか、根を張れるか、グローバル展開も注目されます。
さて、日本はどうなるか....。
新しい事業の市場の捉え方として、代替、創造、補完という考え方があります。
従来では本社オフィスにいた大企業の社員を「ネットワークづくり」「福利厚生」目的で取りこめるという意味では、従来のインキュベーションオフィスから見れば「創造」している市場であり、それは強みになり得るな、と感じました
例えば、テレワークを会社が推奨しても、阻害要因がいくつかある。
1. 自宅が狭いので、パートナーに嫌がられる。書斎が無い。
2. 自宅に小さい子供や家族が居て、仕事に集中できない。
3. 気分が切り替わらず、仕事モードになりにくい。
4. とりあえず出社すれば、そこに仲間が居る。
5. 会社に行けば、仕事をした気分になる。
etc...
中には日本人の集団主義感覚や都会特有の理由もあり、今まではスタバがかなりの役割を担っていた。
この殆どの問題にWeWorkは回答を出してくれるし、ソーシャルネットワーク機能はスタバには無いもの。
ちょうど働き方改革の真っ只中の日本。その都心部で大企業が便乗して爆発的に広がる可能性を感じる。
SNSはこうした繋がる障壁を下げましたし、NP自体もユーザはそこに価値を見出しています。見えない需要はまだまだ沢山あるということだと思っています。
そこをリアル、非リアルでもうまく捉えるのが今のビジネスにおけるキーなのかもしれない、そんなことをWeWorkの記事を読んで考え始めたところです。
②本日は、Weworkが働く人のワークスタイルだけでなく、ライフスタイルをデザインする領域まで踏み込んでいることを理解。
③また、大企業と法人契約?を増やすことで収益の安定性と、利用者のパイ全体を広げている。
テクノロジー、デザイン、ビジネスモデルの3要素が絶妙に組み合わさってWeworkの事業がつくられている!
今までのコワーキングスペースは、フリーランスコミュニティというイメージが強かったですが、Weworkは違う。
なぜ2兆円もの時価総額がついているのか、少しづつ納得できてきました。
劇的な変化を好まない大企業に対して、「全部じゃなくていい、ちょっとだけ挑戦してみませんか?」というところから始める、彼らのスタンスは素晴らしいし、参考になる。
WeWorkがオフィスだけでなく、ホテルや住居などを扱う未来が見えた気がした。
同様にWe Workも内装やらサービスを持ってくるだけなら難しくないでしょうが、その「バイブ」をどう実現するのか、とても興味があります。
日経と立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の共同主催の「ソーシャルデザイン集中講座」での一コマ。講師が「自分が本当に好きなもの、シェアできるものを持ち寄って、新しいビジネスを考えてください」とグループワークのテーマを提示すると、5人ずつのグループはどこも、実に楽しそうにブレストをし、メンバーのアイデアを織り込んだ素敵なソリューションを順番に発表していった。
それを見ていた講師が発した質問が、「ここでグループワークするとこんなに楽しいのに、どうして会社の仕事は楽しくないんでしょうね?」。受講生たちは、顔を見合わせ、苦笑いをしていた。
米ギャラップは139ヵ国の調査で「熱意あふれる社員」が世界平均15%いるのに対し、日本は6%しかいないことが判明した(米国は32%)。ギャラップ会長のジム・クリフトンは、「日本にはボスが嫌いな従業員が多い。なぜ嫌われるのか。それは、上司が古臭い管理手法を引きずり、部下の仕事量だけに着目し、逆に彼らの『強み』を理解しようとしないことに尽きる。」と分析している(日経ビジネス2017,07.31)。
上司と部下のタテ社会的関係性が閉塞感を生み出すのは、特に日本の社会組織の大きな特徴だ。そこにクサビを入れ、風土改革をする有効な手法として、オフィスを出てリラックスうできる場所(例えば箱根あたりのホテルや旅館)で、時間無制限の探究的対話を楽しくするというのがある。大企業が、部門ごとWeWorkのオフィスペースを活用すれば、日本企業の組織文化に新しい風が送り込まれ、社内からオープン・イノベーションの息吹を取り戻せるかもしれない。