Cartel scandal puts German business culture on the line
Financial Times
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コメント
注目のコメント
ようやく少しまともな記事が。さすがFT。ただ、まだまだ事実関係は不透明な部分が多い。全容が明らかになるまでにはまだまだ時間がかかりそう。
(以下、現時点での不明瞭な報道内容をもとにした妄想的なコメント。)
個人的には「尿素タンクを小さくすることで合意したこと」により生じている不当性は競争法で規制すべき問題ではなく、排ガス規制等、環境規制側で対処すべき問題であると思う。但し、欧州委員会は、競争法の規制をややOver-broadに適用する傾向があると思うので、その点は気になるところ。
仮にドイツ・メーカー各社が、GMのLuts氏がBMW時代(1972年)に経験したような市場分割協議を、現在においてもしていたのであればそれは完全にアウト。ただ、現在のような「米国的」競争法の概念がグローバルに広がったのはそんなに昔の話ではなく、1972年にそんな話し合いが持たれていたとしても別に驚かないなという感じもする。
現行の競争法の下で取り締まられ得る行為が本当に行われていたのか、仮にそのような行為が行われていたとしてそれらが行われていたのはいつか(時効が完成していないか)、あたりがポイントかも。