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南アジアはブータンを除くほぼ全ての国が民族や宗教問題を理由にインドと距離を置いていまして、なかでもスリランカはパキスタンと並び、域内では親中国です。

"Sri Lanka signs deal on Hambantota port with China"
http://www.bbc.com/news/world-asia-40761732

BBCの記事に有って、NHKの記事にないものは内戦の表記なのですが、北部タミル人(ヒンズー教徒)と南部のシンハラ人(仏教徒)の対立は、テロ組織「タミル・イーラム解放のトラ (LTTE)」 とスリランカ政府の30年に近い衝突に繋がり、支援国は前者はインド、後者は中国。LTTE系譜のタミル人組織は今尚、スリランカ北部の政情不安の要因となっています。

内戦の対立軸はそれほどいまのスリランカの投資環境に影響が出ていまして、内戦時に政府の支援を行った中国はコロンボ港湾開発を中心に既に多くのプロジェクトを受注、ハンバントタはその最終工程になります。

日本側から見て、本件は相当ネガティブに映るでしょうが、インドの域内における内政干渉の歴史や、英国領インド帝国解体後の民族紛争の考察を同時に行わなければ、スリランカ含めた域内国の方向性を正しく見ることは難しいと僕は思っています。

最後に以前レビューさせて頂いたハンバントタ用地買収の背景及びスリランカ経済情勢の記事URLを参考までに貼らせて下さいませ。

https://newspicks.com/news/2070028
スリランカ、2009年に内戦が終結し、以降急速な経済成長を遂げています。国土は北海道の8割くらいの広さですが、8つもの世界遺産を持つ観光地でもあります。また、隣のインドがこれから更に発展していく中で、重要な役割を担っています。インドーASEANをつなぐ要衝でもあります。
以前訪問した際に、開発のあまりの速さと英国文化を受け継いだ一部の牽引層のグローバル気質に圧倒されました。地元のデベを巻き込んだ、官公庁街、金融街、製造業集約拠点の整備が進み、日本を含め大量に人が流れ込むと予想できました。そこに中国がポジションをとることは容易に想定されていました。が、99年は随分先を見てますね
【国際】中国としてはインド洋に強力なキーストーンを得た形となるが、今後スリランカがどのように利用されて行くのか、特に軍事拠点化されるのかという点に注目したい。99年間の譲渡というのは、かつて中国国内に設置された租借地の起源を彷彿とされる。なぜ「99年間」とされたかについては、中国語で「永久」を意味する「久久」をイメージさせるからと言われる。
他国に融資をし、「返せないなら、我が国の軍事基地を作らせろ」と言う戦略ですね。高利貸しが「返せないなら娘をもらっていく」というのと似ていますね。とても「賢い」と思います。
紳士的な先進国には真似が出来ないでしょうが、国際法違反をしているわけではないので、批判しても中国は聞かないでしょう。
こうして、世界中に中国の軍港が作られていく事に恐怖を感じます。
中国がスリランカとのあいだで11億ドルの借金を事実上免除する代わりに、中国企業が港の管理会社の株式の70%を保有し、99年間の運営権を持つことで双方が合意した、という記事。
「ハンバントタ港はシーレーン=海上交通路に面していて、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の重要な拠点になると見られていて、中国のインド洋での存在感が一段と高まる」。

なるほど、さすが経済と軍事を合わせた外交ができる中国である。中国の指導部は戦略というものを知っている。中国のこのバターンは、累積債務が蓄積している北朝鮮にも適用する可能性があるのでは?
この前コロンボに行ったときに、港湾の大規模工事をしていたけど、そういうことだったのね。

地図でよくよくみると、中国はこれでインドを北と南で挟める形になったんですよね。

素人考えかもしれないけど、1,100億円程度ならむしろ日本が肩代わりして、シーレーンの確保の一部として運営できないのかしら。

もう少しゴリゴリの外交も期待したいです。
モルジブも既に植民地化している。
ただし、中国がそこに到達するにはマラッカ海峡かロンボク海峡あるいはスマトラ海峡を通過しなければならない。
インドネシアが目の上のタンコブとなる。
スリランカが中国に港の管理会社の株式の一部を99年間譲渡する合意文書に調印しました。
中国のインド洋での存在感が一段と高まりそうです。
「今回の合意では警備はスリランカ政府が行うと変更」されたとのこと。
【中国と新たな合意 スリランカ「軍事利用させない」 港権益貸与】
https://newspicks.com/news/2391872
借金のカタに99年の租借権って、列強の中国分割そのものではないか…(当時は戦争の賠償とかもあったけど)。さすが中国、当時やられたことを忘れていない。
昨年スリランカの港を視察した際に、インドへの窓口、中東・アフリカへの窓口になると、言われたことを思い出します。そして、水深の深い天然港故、短時間で建設出来たという事、中国がその費用を投資している事が印象に残っています。地政を見れは、インドへ進出を考えている企業にとって魅力的なロケーションです。フォルクスワーゲンの進出とは、正にこの視点です。
#福田峰之でした