英国、2040年からガソリン車とディーゼル車を販売禁止へ=現地紙
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HEVも含めて販売禁止となるならかなり大胆な提案となる。本日発表という政策の具体性を見たい。前回のフランス案はHEVの扱いが不透明な玉虫色の政治色の強い政策提案であった。果たして、英国はどう来るのだろうか。
政策が本当に決定し不動となるならば、産業はそれに対応するだけ。日本車メーカーは追いつき、追い越す力はあると考える。これをもってして、日本車メーカーの国際競争力が失われると短絡的に見る必要はない。
政策や規制の方向性が各地域で容易に定まらないため、自動車メーカーは包括的な環境技術へ対応する必要がある。要するに、シェールオイルは2020年代ごろまでの話であって、それ以降は液体燃料は足りなくなるってことです。
あとはタイミングと内燃機関産業の雇用の問題。
ハイブリッドを持つ日本の競争力と、各国の規制政策との戦いになるでしょう。
環境問題は方便。技術論やエネルギー論も部分的にしか意味を成しません。恐らく経済的にもマイナスしかないでしょうが、これはエネルギー安全保障にどこまでコストをかけられるかという政治イシューだと思います。
中東からの石油シーレーン防護の梯子を外されかけている日本は、本来ならかなり危険な立ち位置にあります。
詳しく聞きたい方は講演しに行きます。質問!
1)販売だけでなく、保有も禁止ですか?
2)EVへの完全移行によって大気汚染はどの程度改善しますか?車が最大の汚染原因ですか?船舶は?工場は?発電機、ディーゼル機関車は?
3)乗用車だけでなく、商用車や特殊車両(フォークリフトなどの産業車両・建設車両・土木車両、軍用車両、スポーツ車両)もですか?
4)EVへの完全移行で、消費者負担は増えますか、増えませんか?エンジン車は、あと20年ちょっとの間に、全車償却ということですか?
5)EVのリスク(乗員・周辺者の健康への影響、データハッキング、電力依存)は対処できますか?
エンジン部品用の鋳造、鍛造、熱処理は不要になる。トしかし、トランスミッション用部品などに残るので、エンジン用部品の数量が消滅した分、そうした残る部品のコストアップになる。
なにやら、具体的なことをよく考えない、勢いだけの提案のようで、生産活動、消費活動への影響が大きく、不安だけが先にたつ。
消費者目線で懸念や不安を口にする人達がいないのもおそろしい。