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なぜトマトより米は安く売られているのか 農業から見える経済のフシギ

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  • 株式会社農天気 代表取締役農夫

    昨今の「儲かる農業」論の根本的な問題を指摘する素晴らしい論考です。まさしく「農業、とくに生活必需品であるコメ生産は『儲かってはならない』」という不都合な真実の下にあるということをわかりやすく説明しています。
    農業生産という仕事が着目され評価されるのは社会の状況が悪くなった時、社会が豊かであればあるほど不要なもの、形や実態のないものばかり人は追い求める。
    しかし社会が良かろうと悪かろうと農業生産が実際には社会の根幹を支えていることは間違いない。
    ならば重要なのは「儲かろうが儲かるまいが生き方として農を生業とする」という覚悟なのだと思います。
    日本の農家という仕組みはかなりのレベルで個人の自由意志を抑圧することで存在してきた。それが難しくなってきた今、農に関わるものたちは自ら火中の栗を拾う覚悟を求められていると思います。
    だから面白い、、、と思って私はやっています。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    ちょうど昨日日本モンサントの人と話してて、まだまだやれてないこと、心理的に導入を渋っている新しいテクノロジーの事を考えると納得いかない記事ですな。GMOや広義のロボットが普及すると、生活必需品のしての米などの穀物生産は驚くほど安く生産できるようになり、無視できるコストになると思うんだけどなあ。。


  • テラスマイル株式会社 代表取締役

    面白い発想ですね。自分の発想には無かった切り口なので、理解するためにも興味深く読んでしまいました。

    ここでいう市場原理の視点でみるなら、

    ① トマトは労働時間が10aあたり1600時間、コメは250時間。トマトの方が単価が高くなるのは当たり前だ。

    ② トマトは1本あたり3000円の売上を上げる。コメが仮に10aあたり15000株(坪50)なら、1株当たり6円の売上しかならない。トマトの方が高い。

    ③ 米は市場の需給(=市況)では単価が決まらない。

    まずは、こういった発想から反論をしてみたくなります。

    ただ、結論に書かれていることを見ると、
    深く納得してしまう部分もあります。

    一つは「生きるための基本は野菜よりもコメ」という見解。これは、開発途上国と意見交換すると、強く認識することで、カンボジアやバングラデシュから来られた方と話すと「コメ」しか聞きません。野菜はコメというインフラがあった上でのアプリケーションだと認識できます。

    二つめは、「なぜ日本の特に農協・行政技術者は圧倒的にコメの専門家が多いのか?」という疑問です。農研機構や全農の技術者もお会いした方はほとんどコメの専門家でした。日本が戦後、必死にコメというインフラを整えてきたから今があるんだなー、と改めて理解できました。

    三つめは、市税に占める農業者の納税率の低さです。宮崎市も一次産業の納税率が、三次産業の70%に対して、0.5%と、その代わり補助の多くが農政という構造に疑問を持っていたのですが、GDPの1%強という事実を見て、「そっか、そもそもの発想の前提が違ったのか」と理解できました。

    小野さん、北川さん、広瀬さん、清水さん、住田さんという専門家の方のコメントを見て、改めて理解深めたいと思います。

    追記:
    北川さん、追記コメントありがとうございます。
    こちらこそ、いつも無茶振り申し訳ありません。
    感謝いたします。

    ~~~~~
    ・「命に関わる」商品は市場原理に乗せると安く買い叩かれる運命にある。
    ・市場原理に乗せても無茶なことにならないのは「命に関わらない」商品だから。
    ・世界一の農業国、アメリカでさえ農業はGDPの1%強。
    ・農業のGDPに占める割合が大きくなると、エンゲル係数が高くなって国民の生活が苦しくなる恐れがある。


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