金融緩和反対の2委員退任=副作用軽視の恐れも-日銀
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注目のコメント
佐藤さんの講演は本当にロジックがしっかりしていて勉強になるものが多かっただけに残念です。今のボードにおいて常に反対し続けるには相当のパワーとロジックが必要と推測されますので、本当に気苦労がしれます。
なお、多くの人が誤解していますが、そもそも両名はハト派としてボードに入ったところ、QQEが途中で思ったほどワークしなくなりアクセルを踏み、結果として相対的なタカ派として退任することになったという位置付けです。それだけ筋の通った方々だったことは留意すべきだと思います。大学の先生とは違って、お二方とも直接元職に戻れないでしょうから、退任後の行き先が気になります。
追記:木内さんはNRIのエグゼクティブエコノミストのようですね。証券会社じゃないので確かに戻れます。私は基本的にリフレ政策に賛成ですが、それでもボードメンバーがリフレ派で占められた現状には危機感を抱いています。様々な意見が出されて、リスクを点検したうえでの政策決定というのが、本来あるべき姿です。