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コメント
注目のコメント
日本ではあまり大きく報じられませんでしたが、メディア業界のみならず、社会全体にとって、かなり重要なニュースだと思います。
無料でニュースがサクサク読めるのは、消費者にとって短期的にはメリットが大きいのですが、中長期的には、コンテンツ制作への投資が細って、コンテンツ(とくに報道系)のクオリティが落ち、社会全体にとってマイナスになりかねません。
世界ではフェイスブック、日本ではヤフーやLINEが、どの程度、メディアに譲歩するかが今後のポイントです。メディア側の戦略も問われます。米国の新興メディアThe Informatianによると、メディア側が束になってロビー活動をした事に加えて、Fake News問題が最後の後押しとなり、Facebookを突き動かした一方、Googleは譲歩の姿勢は見せず、対照的な対応であると指摘しています。米国の各メディアはFacebookの対応を歓迎するもThe Informatianのジェシカ編集長は、ラジオが誕生した時を引き合いに、どんな形であれ、メディアが外部のプラットホームに依存する事の危険性を警告しています。
https://www.theinformation.com/news-industry-cant-put-genie-back-in-bottle?shared=b3e53bもう今ではほとんど知る人もいなくなりましたが、約15年ほど前、ヤフージャパンの今の成功を作った一つにニュースがありました。記事中で指摘されている通りです。
その後続くキュレーションサイトもこのヤフーの成功が大きかったですね。ネット企業から見ると無料のような仕入れでニュースが読めるようになったのです。
だからこそfacebookのInstant Articleには期待していたのですが、見事にコケました。facebookの成長戦略に取材や制作をきちんとする一次メディアとの向き合いがありますが、そんなに簡単にうまく行くかな。
"ポータル勃興期に、日経新聞と読売新聞を除く新聞社は、ヤフーに対して、安価でニュースを提供。ヤフーにアクセスすれば、ほとんどのニュースはタダで読めるという仕組みができあがった。ヤフーという「巨大ニュースプラットフォーム」誕生を自ら手助けしてしまったのだ。"