『うんこ漢字ドリル』266万部超。勉強とエンタメを組み合わせろ
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もう7、8年程前になりますが、山本さんにある事を依頼されて、その縁で水野敬也さんの仕事部屋に伺ったことがあります。そこで作家志望の方数名とともに餃子を作り食べました。今でも覚えているのは、本当にトキワ荘のような場所で、作家さんごとにブースのようなものがあって、壁には放送事故になるようなことが恥ずかしげもなく書かれていたことです(笑)。でもここからヒット作が生まれていたのだなと思うと、思想の解放とともにそれを共有し可視化する場があるというのは非常に重要だなと思った次第です。
ドリルについては、私の子どもも欲しいというので買いました。本人は笑いながら、あっという間に終えてしまいました。
子どもの興味や意欲喚起は「うんこ」から引き出すことは可能ということが分かりました。では、それをどう継続させるか?
学びにおいて、継続することが課題になっており、それ故、教育業界はゲームの効用を使ったりとこれまで試行錯誤してきました。オンラインで学習を進めると自分の「モンスター」が育つといった機能を「スタディサプリ」は有しています。また、テスト用紙を提出し、その得点に合わせてもらえるシールの色が違い、シールを集めると何か物がもらえるといったものもありました。「うんこ漢字ドリル」のヒット、書籍の可能性まだまだあるなと衝撃でした。書籍だけでなく、テレビも(私の場合)、他の業界も、頭打ちだなーと言われる所にも実は「企画力」でヒットを生み出せる可能性があるはず。
「お下品✖︎硬派ワード」のタイトル、キャッチ付けも素晴らしい。川柳ですと、サラリーマン川柳しかり砕けたイメージがありますし、小学生のあるあるワードではない。
「うんこ✖︎ドリル」の抜群なネーミングセンスもヒットの要因でしょう。
(硬派ワードとの組み合わせはSPA!的でも見る手法ですね。例、セックス✖︎偏差値、格差、エリート…等)
また、ややお下品な「うんこ」だからの独自ルールも、そこに哲学を感じます。
(テレビをやっていて、結局何でもありなようで、ちゃんと自分たちのラインを持つかが最終的な評価やトラブル回避、何かの際に戦える糧となるなと)
ちなみに我が家の6歳男子の食いつきも、もれなくいいです。
刺激を得るよい記事でした。
やる気がむくむく。
※追記 只今新幹線の中。
前の席の男子が「うんこが空を飛ぶ」「ヘリコプターがうんこを運ぶ」と声を出しながら宿題?中。
「そのうち、おならドリルが出るんじゃない」という会話に聞き耳を立てております。笑相変わらず面白いなあ。ちなみに私が「100億稼ぐ仕事術」という本を出した時に山本くんの家(水野くんの家)に行ったら本棚一杯に私の本が並べられてて感動したことがあります。