ヤフーが新ゲームサービス開始、アプリなしでプレイ可能
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注目のコメント
「ゲームごとに課金方式は異なり、ヤフーはゲーム会社と収入をシェアする。」
ブラウザゲームになれば、ゲーム会社はアップルやGoogleに課金手数料30%を持っていかれなくなるから、大分収益が変わってきそう。ヤフーの狙いはこれなのかなぁ。
ブラウザゲームの新しいプラットフォーマーが出てきそう。ゲーム作る側はもうハードやプラットフォームに依存していないのが現状。もう素人でもUnityやUnreal Engine 使ってそれなりに見栄えのいいゲーム作れるのに、今頃こんな理由で「ブラウザゲームの見直し」と言っても付いてくるゲーム会社あるのかね? こりゃ、見誤ってるよ。
あるとすれば、ネイティブアプリのバックアップとしてブラウザでもプレイできれば、ユーザーには便利。そういう位置づけなら、制作側も使いまわせるし、理解できんこともないけど。元スマゲ業界関係者として真面目にコメントするよ!
ブラウザへの揺り戻しが一定起こる可能性はあります。論点としては
* AppleGoogle税30%の攻防
重税から解放されたいデベロッパーと囲い込み続けたい彼ら。そしてかつてのGREE、DeNAのように次の胴元を狙う人達(ヤフーはここ)。ユーザーは直接は関係ないですが、逆に良いソフトがハードを勝たせるように、ブラウザ「でも」良い、となることもある。
* インストール落ちの回避
実は広告クリックからインストール、起動までの落ちってばかにならんのです、隙間時間から始めるコンテンツなので。クリック即プレイはデベロッパー、ユーザーの共通利益なので、これはブラウザ化のメリット。
* ブラウザで十分スペック出せるのか問題
しかし結局ガラケー、スマホの転換でブラウザソシャゲは敗北した訳です。それは偏にスペックがもたらすゲームとしての自由度。果たして端末スペックの向上、ブラウザの仕様拡充が十分なゲーム表現をもたらすか。
* 繰り返す歴史
メインフレームからパソコン、ウェブからアプリなど、文脈違えどサーバークライアントどちらが重視されるかは周期的に変わっています。順序的には今アプリなら次はサーバー側だが…?
さらに注目ポイント!は巨人Googleの動きです。彼らはアプリの二大胴元の一角である一方、検索の支配者でもあります。
そしてアプリが流行って情報の流路が変わることは、下手すると検索に甚大なダメージをもたらしうる訳です。だから彼らは基本的にはウェブに全てを持って行き、検索可能にしたい。きっとPlayStoreを犠牲にしても。(確か売上の9割くらいは広告です)
最後に個人的な予想としては、色々言いつつ、ガラケーからスマホ的な次のデバイス体験が出てこないと揺り戻しは厳しいかな?という気はします。デベロッパーメリットに比べてユーザーメリットがパンチ不足なんですよね、まだ。