[ワシントン 17日 ロイター] - 米国土安全保障省は17日、移民などの季節労働者に対する臨時査証(ビザ)の発行枠を最大1万5000人拡大することを認めた。非農業部門の臨時労働者の不足により、米企業が回復不能な損害を受けるのを防ぐための「一時的措置」とした。

リゾート施設や造園業、漁業関連などの季節性のある業界の多くは、移民の雇用を一時的に増やすことへの許可を求めてきた。

議会はすでに、こうした季節労働者の受け入れ上限を年間6万6000人に設定。今年5月には、臨時ビザの発行を約7万人まで拡大する権限を国土安全保障長官に認めたが、長官と一部議員はさらなる拡大を求めていた。

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